【筋トレ】腕立ては回数に拘らない方が続けやすい

筋トレ


筋トレは続けるのが命です。

いくら科学的に立証された方法で効率的にムキムキになっても、続かなければ衰えていきます。

逆に、とにかく続けてさえいれば少しずつ筋肉は鍛えられていきますし、筋トレの強度が低くても衰えることはありません。

私は何度も筋トレを始めては挫折を繰り返してきました。

そして、今回はやっと続けることに成功しました。

そのキッカケは少し「腕立て伏せ」に対する考え方を変えたからでした。

今回は、私が筋トレを続ける上で効果があった「腕立て伏せの回数」について紹介したいと思います。

1.回数に拘らない

今回、筋トレ(腕立て)が続いたキッカケは、ズバリ「回数に拘らなくなった」からでした。

例えば、続かなかった頃の腕立て伏せ…
●1セット目:30回
●2セット目:20回
●3セット目:10回
…こんな感じです。インターバルは1分でした。

自分では、回数とセット数、インターバルの分数まで定めていたので、非常に計画的に筋トレをしているつもりでした。

しかし、このやり方は私の性格とは合いませんでしたね。

すぐに続かなくなりました。もって1ヶ月と言ったところ。

腕立てをやらなくなると、自然と他の種目もやらなくなります。

こうして私は筋トレの習慣化に何度も失敗しました。

一般的に筋トレは「1種目10〜15回を3セット行ってください」という様に教えられます。

ジムのトレーナーもそう言っています。
ターザンにもそう書いてあります。

最初は私もこの通りにやっていたんですが、なかなかモチベーションが続きません。

ところが、むしろ回数に拘らないようにしたところ、筋トレが続くようになりました。

何故そうなったのでしょうか。

2.モチベーションが下がる原因

回数を設定しておいた場合、計画どおりに行かないとモチベーションが下がります。

例えば、「腕立て伏せ1セット目30回」と目標を立てたとします。

前回(超回復前)は30回できたとしても、今回は30回できないこともあり得ます。

理由は…
●体調が悪い
●気分が乗らない
●速度が違う
●しっかり顎まで付けている
…色々と考えられます。

例えば、前回の腕立て30回は顎がつくほど沈み込んでいなかったとします。

そして今回はちゃんと顎まで付けたせいで20回しかできなかった…

これは、より低回数でしっかり負荷をかけることができているので、むしろ成長しているということです。

ただし回数だけに捉われると、「30回できたのに今日は20回しかできなかった」とネガティブなイメージを持ってしまいがちです。

そしてモチベーションが下がってしまい、筋トレを諦めてしまいます。

非常にもったいない勘違いですよね。

3.できなくなるまでやる

回数に拘ることによって、筋トレのモチベーションが下がるのであれば、いっそ拘らなければいいんです。

例えば…
●腕立てをできなくなるまでやる
●回数は問わない
●インターバルも適当
●セット数も「できなくなるまで」
…こんな感じです。

その日の体調や気分によって、30回できる時もあれば25回しかできない時もあります。

また、1セット目はやる気がでなくて回数が少なくても、2セット目から調子が出てくることだってあります。

前回30回できたのに、今回25回しかできなくても一切気にしてはいけません。

回数が減ったのは「負荷のかけ方がうまくなったから」だとポジティブに捉えるだけです。

そして適当に休んで、筋トレを再開します。
もちろん回数は気にせず「できなくなるまで」やります。

ポイントは「セット数」も、できなくなるまでやります。

腕立て伏せの場合、「たった1回すらできなくなるまで」何セットでもやります。

よって3セットでは終わりません。セット数も数えなくていいです。

とにかく、腕立て伏せが1回もできなくなるまで続けます。

普通の腕立てができなくなったら、今度は膝をついて負荷を緩めて続けます。

「膝をついた腕立て1回」すらできなくなったら、やっと筋トレ終了です。

まとめると…
●1セット目:25回できた
●2セット目:20回できた
●3セット目:15回できた
●4セット目:10回できた
●5セット目:膝ついて10回できた
●6セット目:膝ついて5回できた
●7セット目:もう無理
…こんな感じですね。

私はこのやり方に変えてから、やっと筋トレが続くようになりました。

これなら、モチベーションが下がる要素がないので、ストレスなく、その日の体調に合わせて続けることができます。

そして、しっかりと追い込んでいるので成果も出るわけです。

4.まとめ

今回取り上げているのは、あくまで私のケースですが、「あるある〜」と共感してもらえる方もいるはずです。

筋トレにおいてフォームはとても大事ですが、回数に関してはフォームを崩さなければ拘らないでいいと思います。

ただし、器具を使う種目は、回数を限界まで追い込んだら危険なので、気をつけてください。

回数に捉われてしまって、モチベーションの維持が難しい方は、ぜひ思い切って回数を無視してみてください。

きっと、自分のペースでストレスなく、筋トレを習慣化することができるはずです。