【週刊ぽるねむ #34】アメックス・プラチナ・カードを1年間使ってみた感想
直接申込が可能になったアメックス・プラチナ・カード。
これからアメプラを持ってみようか迷っている方が考えているのは…
●これらの特典をどれだけ使いこなすことができるのか?
●本当にこれらの特典は自分の生活に必要なのか?
…といった部分のはずです。
今回の記事では、私が1年間アメプラを使ってみた感想を綴っています。
アメプラを持とうかどうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
1.アメプラの基本スペックおさらい
アメプラのスペックをざっとおさらいしてみます。
①年会費:140,400円(家族カード4枚まで追加料金無し)
②コンシェルジュサービスが使える(家族会員も使える)
③毎年誕生日プレゼントがもらえる(本会員のみ)
④メタルカードが発行される(本会員のみ)
⑤提携レストランでコース料理1人分が無料になる(家族会員も)
⑥有名ホテルの上級会員になれる(家族会員も)
⑦ラウンジが使える(家族会員も)
⑧毎年1泊ホテル無料宿泊券が送られてくる(本会員のみ)
…など
上に挙げた特典はほんの一部です。
アメプラには他にも数えきれないほどの特典が付帯していますので、気になる方は公式サイトも参考にしてみてください。
2.実際に使った特典
私が1年間の間に実際に使ってみた特典を紹介します。
①家族カードの発行
現在、家族カードを2枚発行しています。
最初はカードを使うことを家族は躊躇っていましたが、だんだんとその便利さに気付いてくれて今では積極的に使ってもらっています。
家族カードの利用でもらえるポイントは、本会員のポイント口座に集まるので、ポイントもどんどん増えます。
あとはコンシェルジュ・サービスを使ってもらったり、プライオリティ・パスでラウンジを使ってもらったり、家族の普段の生活をちょっぴり豊かにすることに貢献してもらっています。
関連記事:【週刊ぽるねむ #12】アメプラの家族カードを申し込んでみた
②コンシェルジュ・サービス
旅行の手配やギフトの提案などをしてくれるサービスです。
今までお願いしてみた内容は…
●忘年会の会場探し
●ギフトの手配
●ホテル探し
●お土産の相談
●メタルカードのおねだり
…などです。
コンシェルジュ・サービスは「安く済ませたい」と思っている場合は自分で探した方が無難です。
「金額はとくに拘らないのでいい感じにしてください」という時に真価を発揮します。
③誕生日プレゼント
誕生日当日にプレゼントが送られてきました。
ネタバレになるので内容は伏せますが、これから大事に使っていこうと思えるものでした。
次は何が送ってくるのか楽しみです。
関連記事:【週刊ぽるねむ #33】ネタバレ注意。アメプラから2019年の誕生日プレゼントが届きました。
④メタルカードの発行
プラチナ・カードの本会員は金属製のカードを発行してもらえます。
店員さんに驚かれたことはあまりないですが、知人には驚かれます。
お店でも券売機でもプラスチックカードと同じように使えるので不便さはありません。
カード番号が裏面に来ていて、かつ凹凸が無いので財布が痛まないのが地味に嬉しい。
関連記事:メタルカードの発行手続きから感じられたアメックスの神対応
⑤招待日和
提携レストランで指定のコース料理を2名以上で予約すると、1人分が無料になるサービスです。
1人分無料になるだけでなく、予約時に何も言わなくても夜景の見えるカップルシートにしてくれたりと、配慮が半端ではありません。
この時は男二人で行ったので席は変えてもらいましたが…(笑)
関連記事:【週刊ぽるねむ #9】コース料理1名無料の利用方法と注意点
⑥有名ホテルの上級会員になれる
「ヒルトン」、「マリオット」、「シャングリ・ラ」、「ラディソン」の4つのホテルグループの上級会員になれる特典です。
そもそも高級ホテルなので上級会員資格が無くても、素晴らしいおもてなしをしてくれることでしょう。
ただ、最上階の部屋を取ってくれたりアメニティーが増えたり、プラスαのおもてなしも確かに受けることができました。
関連記事:【週刊ぽるねむ #32】アメプラの特典でシャングリ・ラ ホテルに泊まってみました。
⑦ラウンジが使える
ゴールドカード以上の提出で入れるラウンジはもちろん、プライオリティ・パスで入れる航空会社のラウンジや、センチュリオン・ラウンジに入れます。
乗り継ぎで何時間も空港で待機する場合に重宝します。
空港での食事代はけっこう高いですからね。
ラウンジで無料で食事や休憩ができるのは非常にありがたいです。
関連記事:プライオリティ・パスの種類について
⑧限度額は気にした事がない
アメックスの特徴として「一律の限度額が無い」という点がよく挙げられます。
実際に家族カードを発行して気兼ねなく使ってもらっていますが、限度額を気にせず使ってもらえています。
家族が事前の連絡無しに高額な宝石を購入しても、何事もなく決済されました。
家族カードで決済しようとして使えなかったら、家族に恥をかかすことになりますからね。
こういった信頼関係を大事にしてくれるところはアメックスならではです。
3.本当に必要なのか?
さて、そろそろ核心を突いていこうと思います。
「これらの特典を本当に使いこなせるのか?」
「そもそもこれらの特典は必要なのか?」
これは、私がアメプラを持ってからずっと自問自答している問題です。
私が1年使ってみた結論はこうです。
①年会費:140,400円(高すぎ)
②コンシェルジュサービス(無くても困らない)
③毎年誕生日プレゼントがもらえる(無くても困らない)
④メタルカードが発行される(無くても困らない)
⑤招待日和(無くても困らない)
⑥ホテルの上級会員(無くても困らない)
⑦ラウンジが使える(無くても困らない)
⑧一律の限度額無し(グリーンでも同じ)
有り体に言えば、アメプラは「無くても困らない」です。
残念ながら、私が1年使ってみての結論はこうなりました。
4.じゃあ何で更新したの?
では何故、私は2年目の年会費を払ったのでしょうか。
答えは明白です。
人生のモチベーションを高めるためです。
「たかがカードで…」と、思われるかもしれません。
ただ、アメプラのお陰で教養が増えたことは確かです。
アメプラの特典を使っていくうちに「こういう世界があるんだな」と、少しずつ見えてきた世界があります。
もちろんそれは「お金のかかる世界」です。
ただ、家族カードを発行しながら少しでも家族にそういう世界を見せてあげられただけでも、アメプラは持ってて良かったと思えました。
もっと仕事を頑張って、家族をもっと楽しませてあげたい。
そのモチベーションのためにも、私はアメプラを更新しました。
5.まとめ
アメプラを1年間使ってみた結論は、寂しいですが「無くても困らない」というものになりました。
ただ、アメプラを持っていたことによって成長できた自分がいるのも事実です。
アメプラの特典を使いこなすということは、年会費以上にお金がかかります。
「お金は貯める派」の人には、きっとアメプラの年会費は負担にしかなり得ません。
ただ、「稼いだお金を使ってなんぼ派」の人にはアメプラは良きパートナーになれるはずです。
アメプラがとにかく気になる方は、一度発行してしまいましょう。
年会費140,400円という金額はバカにならないですが、「あのアメプラ」がどういうカードなのか確認できるだけでも価値があるのではないでしょうか。
そして、もしアメプラが気に入ったのなら、これからずっと最高級のサービスを世界で満喫できるはずです。