Apple Cardのステータス性はどうなるのか。日本での審査基準を予想してみた。
アメリカで発行が開始されたApple Card。
Apple Cardの主な特徴は2点。
●AppleストアやApp Storeの決済で3%還元
●チタンカードが発行される
ということになります。
還元率3%という数字はアメリカでの話なので、日本でどうなるかは分かりません。
日本では還元率3%というのは相当高いです。
きっと、その国にあった還元率になることでしょう。
気になる審査基準ですが、アメリカでは18歳以上だそうです。
これも、日本ではどうなるでしょうか。
と言うわけで、Apple Cardが日本で発行される場合、審査がどうなるか。ステータス性はどうなるのか。勝手に予測をしてみました。
1.審査基準は低い?
先述したとおり、アメリカでは「審査基準が18歳以上」となっています。
日本とアメリカとでは国が違うので全く同じとは言えませんが、そんなに審査基準は高くならないと思います。
日本でも「審査基準が18歳以上」と言うのは、審査がさほど難しくないクレジットカードになります。
Apple Cardもそのようになるのであれば、「審査基準が緩いカード」となる可能性があります。
私としても、Apple Cardは審査基準を高くする必要はないと思っています。
カードは多くの人に使ってもらってなんぼですからね。アメリカでは年会費も無料ですし。
Apple側としては年会費での収益がないので、加盟店手数料での収益を柱にしなければいけません。
そうなると、よっぽど信用情報が汚れていない限りは審査に通過するカードになるでしょう。
2.ステータス性
アメックスやラグジュアリーカードの様に、金属製カードというものは「ステータス性の高さ」の象徴となっています。
クレジットカードに詳しくない方からしても、「金属製のカードである」というだけで「何かすごいカード」と思ってもらえます。
さて、Apple Cardもチタンカードになります。
つまり、アメックスやラグジュアリーカードの様な「ハイステータスカード」と同じ「金属製カード」の仲間入りをするわけです。
日本では金属製カードと言えば、もれなくステータスカードという状況です。
果たして「Apple Card」もステータスカードになるのでしょうか。
私の推測では「Apple Card」はステータスカードにはならないと思います。
なぜなら、Appleはそもそも「iPhoneやMacなどの会社」というブランディングが確立されています。
クレジットカードに詳しくない人がApple Cardを見た場合、「金持ちが持つカード」とは思わないでしょう。
単純に「Appleのカード」としか思わないはずです。
それがたとえ金属製のカードであっても、「Appleっぽい」という印象を持つだけです。
アメックスやラグジュアリーカードの様な「ステータス性」を感じさせるものにはならないでしょう。
3.Apple製品は大衆的
そもそもiPhoneは大衆的なものですからね。
iPhoneは一括で購入する分には高額ですが、docomoやau、ソフトバンクなどの大手キャリアでは、無利子で分割購入が可能です。
型落ちなら機種代0円とかもやっていますね。たとえ型落ちでも、iPhoneなら充分な性能を発揮しますし。
そういうわけで、iPhoneとは高額でありながらも大衆的な商品と言えます。
そんなAppleが発行するクレジットカードも、きっと大衆的なものになることでしょう。
Macも高額ですが、分割払い手数料無料キャンペーンなども頻繁に行なっています。
Appleは多くの方に自社製品を使ってもらおうとしています。
そのApple製品をApple Cardで購入してもらおうというのが、Apple Cardを発行した経緯であるはずですよね。
それなのに、クレジットカードの発行基準を高くしてしまったら本末転倒ですからね。
きっと、金属製カードにしたのも「ステータス性」を意識したというよりは、Appleの品質の良さを象徴したのかもしれませんね。
4.まとめ
アメリカでApple Cardが発行されました。
日本での発行も待たれるところですが、私の予想ではアメリカと同様で、審査基準はそこまで高くないでしょう。
Apple製品は高額でありながらも大衆的なものです。
Apple Cardは、そのApple製品の購入を促進するためのカードなので、審査基準も緩くなることでしょう。
アメプラホルダーの私としては、「金属製カードのステータス性が下がるじゃーん」と最初は思っていましたが、Apple Cardに限りそれは無いかなとも思います。
Appleの知名度はクレジットカード業界とはまた別のものですからね。
それはそれ。これはこれ。となることでしょう。
日本での発行が待ち遠しいApple Card。
日本での独自の特典などあるのでしょうか。
アメックス・ゴールドのメタルカードと同様に、アメリカから日本にやってくるのが楽しみですね。