三井住友カードの新規入会者は年会費が無料?既存会員はどうなる?
こぶにちわ。ぽるねむ君です。
三井住友カードが30年ぶりにデザインを刷新するということで話題になっていますね。
三井住友カードのシンボルであったパルテノン神殿が今後採用されなくなるということで賛否が分かれています。
関連記事:三井住友カードのデザインが変更されるようです
そして、もうひとつ騒がれている話題がこちら。
新しいキャンペーンとして、三井住友カードに新規入会した方は「年会費が永年無料」になるという話です。
既存会員は損をする?
新規入会者にとっては、もちろん嬉しいことですが既存会員からしたら不公平でしかありません。
一旦解約して新規で申し込めということなのか?それはそれで煩わしいですよね。
分割やリボ払いの残債がある方は、払い終わるまで解約できませんし…
今回は、この謎の多い「新規入会者は年会費永年無料」について、分析してみたいと思います。
年会費永年無料になるカードは?
まずはそれぞれのカードの年会費から見ていきましょう。
●クラシックカード:1,250円+税(リボ設定で無料)
●ゴールドカード:10,000円+税(リボ設定とWeb明細で4,000+税)
●プラチナカード:50,000円+税(Web明細で49,000+税)
三井住友カードを代表する3枚のカードの年会費はこうなっています。
さて、ここで注目してもらいたいのは「クラシックカード」の年会費です。
三井住友カードのリボ払いプログラムである 「マイ・ペイすリボ」 を利用して 「リボ払い手数料が一度でも発生したら」 年会費は無料。
…となっています。
今回のキャンペーンでは、おそらくこれが「永年無料」になるのではないかと思います。
「クラシックカード」はリボ払いにしなくても、これからは年会費無料にする。ということではないでしょうか。
公式では明言されていない
ただ、公式にはこう書いてあります。
「新たに三井住友カードにご入会いただいた方は、年会費が永年無料となるキャンペーンを実施いたします。」
ここでは「三井住友カード」としか書かれていません。
「三井住友カード」にはクラシックもゴールドもプラチナも含まれます。何ならANAカードなどの提携カードも広義には含まれてしまいます。
一方 「全ての三井住友カード」とも言っていません。 なので、「ゴールドやプラチナは年会費無料になりませんよ」と言われても「そりゃそうですよね」となる訳です。
なので、どこまで年会費永年無料になるかは、まだ分からないというのが現状です。
さすがにゴールドプラチナは…
とは言え、さすがにゴールドやプラチナは年会費永年無料にならないでしょう。
こうなると「既存会員は新規会員の人柱になってね」ということになります。
いくら何でもまともな会社はそんなことしませんよね。
そもそも既存会員は年会費を減らすために、わざわざ「リボ払い手数料」を払ってきた訳です。
それを新規会員は「年会費無料です!リボ払いもする必要ありません!」となると、収益の柱である「年会費とリボ手数料」の二つを既存会員にだけ押し付けることになります。
「それが嫌なら解約して新規会員になってね」なんてことは、さすがにしませんよね。
もしそうだとしたら、分割払いやリボ払いの残債が残っている方は簡単に解約できないので、「年会費無料にしたかったら残債を全額返済しろや」ということになります。
いくらなんでもそれはイメージが悪くなりますよね。笑
なのできっと「年会費永年無料」になるカードは、もともと
まとめ
三井住友カードの新規入会者は年会費が永年無料になるというアナウンスがありました。
ただこれは、恐らく「もともと条件付きで無料にすることができたカードが、無条件で無料になる」だけの話だと推測できます。
現時点で公式からの具体的な明言がない状態ではありますが、既存のゴールドカードやプラチナカードホルダーが不公平に扱われることはないでしょう。
なので、ゴールド・プラチナホルダーは安心していいと思います。
ただ、パルテノン神殿が採用されなくなったことや、券面デザインへの否定的な意見は結構上がっているみたいなので、三井住友カードが今後どう対応するのかは興味深いところではありますね。