デルタアメックス・ゴールドを1年間使ってみた
昨日ついにデルタアメックス・ゴールドの2年目の年会費の引き落としが確定しました。
そこで今回は、デルタアメックス・ゴールドを1年間使ってみての感想をまとめてみたいと思います。
まずは、デルタアメックス・ゴールドの主な特典のおさらい。
①デルタ航空の上級会員であるゴールドメダリオン会員になれる
②スカイチームのエリートプラス会員になれる。
③決済額の1%がスカイマイルとして貯まる。
私はデルタ航空に乗る予定は一切ありませんでしたが、スカイチームをよく利用するので、今回はエリートプラス会員狙いで発行しました。
⒈アメックスホルダーだったため発行の手続きが簡単だった
私は当時プロパーのアメックス・ゴールドをメインカードとして使っていました。
そのためか、デルタアメックス・ゴールドの発行を申請するとき、非常に簡易的なフォームから申し込めました。
借入状況と年収ぐらいしか書かなかった気がします。
何日かして、デルタのアプリのステータスの部分がゴールドに変わっていました。土曜日だったのを覚えています。
週末に入って「来週の平日までおあずけかな」と思っていた矢先の対応だったので思わずガッツポーズした記憶があります。
⒉スカイチームのエリートプラスを堪能
スカイチームのエリートプラス会員を中国南方航空で初めて体験しました。
具体的な体験記は過去の記事で紹介していますので、こちらも是非ご覧ください。
関連記事:スカイチーム エリートプラス体験記
スカイチームエリートプラス会員の特典をおさらいすると
①ビジネスクラス専用レーンでチェックインできる
②手荷物検査も専用のレーンを利用できる
③デルタ航空のラウンジが利用できる
④飛行機に優先搭乗できる
⑤エコノミークラスの中の一番前の席に座らせてくれる
⑥預けた荷物が最初に出てくるので真っ先に受け取ることができる
⑦キャビンアテンダントが「请(どうぞ)」と言ってくれる
⑧その他、航空券購入時の特典、優先予約など
エリートプラスの特典は簡単に挙げていっても、これだけあります
もしもカードを手放すと、上の8つが全て無くなると思うとゾッとします
せっかくなので、エリートプラスがなかった時のことを思い出してみましょう。
①エコノミークラスのレーンでめっちゃ並ぶ
②手荷物検査もめっちゃ並ぶ
③プライオリティパスで入れる成田のKALラウンジはぶっちゃけショボい
④飛行機に乗るときもめっちゃ並ぶ
⑤席は窮屈。後方だと降りるときもかなり並ぶ。
⑥預けた荷物が流れてくるまで延々と待っていなければいけない
⑦キャビンアテンダントが無愛想になる
⑧その他もくそもない
思い出しただけでも戦慄します(`・ω・´;)
スカイチームを頻繁に使う私にとっては、本当に素晴らしい特典たちでした。
⒊期待し過ぎたけど現実は違った部分
成田ではパーフェクトな体験をさせてもらったエリートプラスでしたが、これは空港によって差があるようです。
例えば、中国大連の周水子空港では手荷物検査の専用レーンはありませんでしたし、飛行機の優先搭乗もできませんでした。
韓国ソウルの金浦空港では飛行機の優先搭乗はできましたが、やはり手荷物検査の専用レーンはありませんでした。めっちゃ並びました。ラウンジもイミグレの外にありましたし。
これは、私が過剰に期待していただけで、デメリットという訳ではありません。
空港もそれぞれ事情が異なるのだなということで一応紹介しておきます。
⒋入会キャンペーンをスルーされそうになった
カードの基本的な部分の評価ではありませんが、マイナスな出来事が1つだけありました。
これが無ければ文句無しだったのに。
私がカードを発行した当時は、デルタアメックス・ゴールドに入会後、半年以内に一定の金額を決済すると、その金額によってボーナスマイルが加算されるといった内容のキャンペーンを行なっていました。
ところが2017年の9月に発行して、およそ2ヶ月ほどで条件を達成したのですが、待っても待ってもボーナスマイルが付与されません。
2018年の6月になって「もう1年経っちまうぞ!これは絶対に忘れられている」と思いデスクに電話。
案の定、何かの手違いで反映されていないとのことでした。
もちろんデスクに電話してからは、すぐにマイルを付与してくれましたが、言わなかったらスルーされっぱなしだったかもしれませんね。
他のカードでも充分ありえるので、ポイントやマイルの確認はしっかりとしようと改めて思い知る出来事でした。
⒌今後はゴールドメダリオンの維持に年間150万円の決済が必要
私がカードを発行した当初は、毎年年会費さえ払えばゴールドメダリオンが維持できました。
ところが今年の初夏にプログラム変更の報せが来て、ゴールドメダリオンの維持には毎年150万円の決済が条件になってしまいました。
できる限り現金払いを避ける私にとっては、カードでの年間決済額150万円は余裕でクリアできます。
実際に私が「もうデルタ以外愛せない」という人間になりデルタに全てを捧げれば、むしろ年会費だけ払ってゴールドメダリオンを維持してきたライバル(?)が減るので有難いことです。
しかし、今の私には育てたいカードがたくさんあります。私の属性ではこれ以上育たないデルタに年間150万円使うのは難しいんですよね。
もしも「デルタアメックス・プラチナカード」に育つのであれば、喜んで全ツッパするんですが…デルタアメックスのプラチナカード出してくれませんかね。
そして、そもそもこの1年間、私はスカイチームの他の航空会社は利用しましたが、肝心のデルタ航空を一度も利用していません。
デルタに一度でも乗れば、「もうデルタ以外愛せない」となれたかもしれませんね。
正直、私自身も入会キャンペーンで貰えるマイルの上限に決済額が到達した時点で、決済でデルタのカードを使うことはなくなってしまいました。
クレジットカードは顧客に使ってもらってなんぼですので、今回のプログラム変更は仕方のないことなのでしょう。
6.まとめ
振り返ってみればデルタアメックス・ゴールドカードは本当に発行して良かった1枚でした。
できることなら、ずっと年会費だけで維持したかった。
新しく発行を開始したベトナムエアラインカードでもエリートプラスの1歩手前の「エリート」の資格が手に入ります。そちらで妥協すべきなのか。悩ましい所ですね。
関連記事:エリートじゃだめなんですか?
それとも思い切ってSFC修行に出てしまおうか…ブログのネタにもなりそうですし。
とりあえず、2019年の9月まではゴールドメダリオンは維持されます。
それまでに一度ぐらいはデルタに乗ってみたいな。
ゴールドメダリオンを諦めるかどうか、もう少し考えてみたいと思います。
デルタに限らず、スカイチームの利用が多い方は是非一度持ってみてください。世界が変わりますから。