【AMEX】年会費は分割払いできません
アメリカン・エキスプレス（アメックス）が発行する、クレジットカードがあります。
アメックスが発行するカードというのは、比較的年会費が高めに設定されています。
一番年会費が高いのは、「センチュリオン・カード」の378,000円（税込）です。
は？って感じですよね。
その下の「プラチナ・カード」ですら年会費が140,400円（税込）です。
毎年ルイヴィトンの財布を買い換えてもお釣りが出ます。
さて、この引くぐらい高い年会費ですが、気をつけなければいけないポイントがあります。
今回は、この年会費の特別な位置付けについてお話ししたいと思います。
1.アメックスの分割払い
アメックスのクレジットカードは基本1回払いのカードという位置付けになっています。
なので、分割払いにする工程が非常にややこしくなっています。
例えば、三井住友VISAカードやJCBのカードは、アプリを通して簡単に分割払いに変更する手続きが可能です。
アメックスの場合は、公式アプリから分割の申請ができません。
「推奨していない」ということなんでしょうね。
ただ、アメックスにも分割払いがあることはあります。
一般的なのは「ペイフレックス」と呼ばれるリボ払いサービスです。
アメックスのリボ払いは「10万円の利用ごとに毎月元金を3,000円払う」という方式になっています。
つまり20万円使っていたら…
●元金は6,000円の支払い
●プラス利子（ペイフレックス手数料）
…を払っていくことになります。
他にも、2回払いやボーナス払いなど、申請する工程が複雑ですが、あることはあります。
ただ、年会費に関してはこの分割払いを使えないんですね。
2.年会費は分割不可
プラチナ・カードの年会費140,400円を、12ヶ月で割ったら11,700円です。
毎月11,700円の支払いならなんとかなりますよね。
しかし「年会費を12回払いにしたら簡単に持てるぜー」ということにはなりません。
年会費は分割払いの対象外なんです。
もちろんリボ払いもできません。
年会費に関しては、きっちり一括で払わなければいけません。
そして年会費はポイントがつきません。
純粋に140,400円がキッチリ引かれることになります。
プラチナ・カードは長らく招待制でしたが、直接申込もできるようになりました。
年会費の分割払い狙いで「プラチナ・カード」を発行しておいて、いきなり「年会費払えませんでしたてへぺろ」とはならないように気をつけてください。
3.年会費対策
「今月年会費の支払いあるのね。ふーん」というテンションでいられる方は、何も心配いらないでしょう。
ただ、私のように毎年年会費の徴収を戦々恐々としているアメプラホルダーもいるわけですね。
そんな我々はどうやって、この危機を乗り越えるべきなのでしょうか。
一つはアメプラ貯金をすることですね。
毎月11,700円ずつ貯めておく作戦です。
あとは、他で借りて少しずつ返す方法もあります。
アメックスで決済した別の出費をリボ払いにするという手もありますね。
とんだ悪あがきです。笑
無理して持たなきゃ楽になれるんですけどね。
4.まとめ
アメックスのプラチナ・カードは直接申し込みが可能になりました。
審査難易度はそれほどでもないと言われていますが、代わりに年会費がネックになってきます。
アメックスのクレジットカードを新規で発行した場合は、そもそも分割払いが利用できませんし、ゴールドからの切り替えだったとしても、年会費は分割にできません。
アメプラは素晴らしいカードですが、この高額な年会費は避けて通れません。
無計画に突撃してクレヒスを汚すことがないようにしましょう。