【週刊ぽるねむ #55】auのゴールドカードは神カードだった。

お金の話 クレジットカード 週刊ぽるねむ

こぶにちわ。ぽるねむ君です。

格安SIMを使っていましたが、結局大手キャリアさんに帰ってきました。

私が今回選んだのは「au」です。

ところで、「docomo」や「au」ではクレジットカードを発行していますよね。

docomoでは「dカード」がたいへん有名です。対応店が多いので、しょっちゅう目に留まります。

「dカード」は使えるお店がたいへん多いので、携帯会社のクレジットカードの中でも、もっとも知名度の高いカードではないでしょうか。

そして今回私が新規で入会した「au」にも、似たようなクレジットカードがあります。

それは「au WALLET ゴールドカード」を使ったポイント獲得プログラムになります。

さて、JCBゴールドで修行中の私ですが、もしauの料金を「au WALLET ゴールドカード」で支払ったらどれくらいポイントが貰えるのでしょうか。

果たしてJCBのクレヒスを犠牲にするほどの価値があるのでしょうか?

今週の「週ぽる」では、「au WALLET ゴールドカード」について考察してみたいと思います。


1.基本スペック

結論から言うと「au WALLET ゴールドカード」は、auユーザーなら殆どの人が持つべき神カードでした。

まずは、「au WALLET ゴールドカード」の基本スペックからまとめてみましょう。

●年会費:10,000円(税別)
●家族カード:1枚目無料、2枚目以降2,000円(税別)
●基本還元率:1%(200円(税込)で2ポイント)
●特典ポイント:10%(au料金の支払いにが対象)
●発行会社:三菱UFJニコス

補足として、まず「au WALLET プリペイドカード」の方は還元率が0.5%です。

そして、ゴールドカードじゃない方の「au WALLET クレジットカード」は、年会費無料で還元率が1%ですが、 その代わり電話料金の支払い分が10%還元になりません。

なので、還元率で勝負するのであれば「au WALLET ゴールドカード」が最適です。


2.端末代は反映されない

「au WALLET ゴールドカード」の最大の要点は「au料金」の支払額の11%がポイントで帰ってくるということです。

クレジットカードの還元率は、普通0.5%~1%です。
1.2%とかでも「なんだこの高還元カードは…(`・ω・´;)」とざわつくレベルです。

それが「au料金」に限った話だとしても「11%」もポイントが付く訳ですから、とってもお得に見えますね。

しかも基本還元率は1%なので、au料金以外の支払いでも、一般的なポイントが貰えちゃいます。

ただ、ここで気をつけてもらいたいのが…

「どこからどこまでがau料金?」

という所です。

「au料金」と聞くとauに支払っている全ての料金と思いがちですが、実は「端末代」は別なんですね。

auに支払っている「通信費」が10%ポイント還元の対象であり、分割で払っている「iPhoneなどの端末代」はカウントされません。

例えば…
●「毎月8,000円」の11%は880ポイント
●880ポイントが12ヶ月で10,560ポイント
●これで年会費がチャラだぜ!
…ということになります。

しかし、この「毎月8,000円」の中に「端末代」が入っていた場合、残念ながらチャラにはなりません。

言い換えるなら、「通話料金」や「通信料」に対する支払いが「11%還元」になるんです。

とはいえ、今では最大限の割引を受けようと思ったら、端末代金は「42回払い」とかになるので、誤差はそんなにありませんけどね。


3.年会費を如何にして越えるか

「au WALLET ゴールドカード」がお得になるかどうかは、獲得するポイントが年会費10,000円(税別)を越えるかどうかに掛かっています。

クレジットカード=ポイントという訳ではありませんが、「au WALLET ゴールドカード」には特筆すべき特典がある訳ではありません。
それこそ「au料金の支払いで還元率11%」が特筆すべき特典だからです。

とは言え年会費が10,000円(税別)掛かるので、モトをとらなければいけません。

わざわざ節約するために「au WALLET ゴールドカード」を使ったのに、年会費分を回収できなかったら、本末転倒ですからね。

モトは取れないわ、現金はポイントになってしまうわで散々な目にあいます。

ただし、毎月支払う「au料金」が高額であればあるほど、話は変わってきます。

逆に言うと「au料金(端末代別)」が毎月8,000円ならモトは取れてしまう訳ですからね。

一人で使っていても、データ容量無しのプランなど高額なプランに入ってしまえば「毎月8,000円」なんて金額は軽く超えます。

これが、家族がいたりauひかりを申し込んだりすることでどんどん上がっていきますから、ポイントの獲得量は大変なことになります。

つまり、auに「一人で契約」する場合はモトが取れない可能性が高く、家族みんなのau料金を支払っている方にとっては、モトを取るどころではないぐらいポイントが貯まるということです。


4.メインカードのクレヒスと比べて

「au料金」の支払いを「au WALLET ゴールドカード」で行うと、ポイント還元率がハンパないことはわかりました。

ただ、そうやって貰えるポイントは、メインカードのクレヒス構築を諦めるほどの価値があるのかという問題が浮かびますよね。

「おそらくそんなヤツは私でだけです」

例えば私のように「JCB ザ・クラス」のために修行をしていたとしましょう。

「au料金」への支払額は毎月20,000円と仮定します。

●20,000円の11%は2,200ポイント
●2,200ポイントが12ヶ月で26,400ポイント

auの「WALLETポイント」は「1ポイント=1円」なので、つまり年間26,400円の節約になります。

ただ「au WALLET ゴールドカード」には年会費がありましたよね。

なので26,400円から年会費10,000円を引いたら、16,400円になります。

つまり、au料金が毎月20,000円の支払いだと、年間16,400円の節約になるということです。

一方、還元率0.5%のJCBゴールドで払った場合。

●20,000円の0.5%は100円分のポイント
●100ポイントが12ヶ月で1,200円分のポイント

…ちょっと待って。笑

やっぱり11%って凄いですね。笑

つまり、選ぶカードによって年間15,200円分も差が生まれる訳です。

続いて上の結果をもとにJCBのクレヒスの価値について考えてみましょう。
●JCBゴールド:240,000円分の支払実績と1,200円の割引
●au WALLET ゴールドカード:16,400円の割引

つまり「240,000円分の決済額=16,400円」となります。

これは比べられない…(´・ω・`;)

還元率が2%ぐらいだったら「クレヒスを積んだ方がマシじゃー!」という金額ですが、還元率11%という数字は伊達ではないですね。

auの支払いは「au WALLET ゴールドカード」で行った方が断然お得だということが分かりました。


5.まとめ

「au WALLET ゴールドカード」でau料金を支払うと、11%の還元が受けられます。

一般的なクレジットカードの還元率は0.5%~1%ぐらいなので、とんでもない高還元カードだと言えます。

ただ、「au WALLET ゴールドカード」は年会費が10,000円(税別)掛かるので、年間10,000ポイント以上を目安に、ポイントを獲得すればするほどお得になるカードと言えます。

auに「1人で契約」だとモトを取るのは厳しいですが、iPadも一緒に契約していたりするとハードルはグンと下がります。

そして、家族分の料金を支払っていたり、家に「auひかり」などを通していると、余裕でモトが取れます。

従って育てているクレジットカードがあったとしても、au料金に関しては「au WALLET ゴールドカード」で支払った方が得です。

それほど「還元率11%」という数字は凄い訳です。

クレジットカードにこだわりが無いauユーザーの方は、迷うことなく「au WALLET ゴールドカード」を発行するべきでしょう。

国際ブランドもVISAかマスターだし。言う事無しですね!