【JCB】ゴールド・ザ・プレミアはレアアイテム
国産クレジットカードブランドとして名高いJCBカード。
このJCBカードの最高峰と呼ばれるカードが「JCB ザ・クラス」というブラックカードになります。
「JCB ザ・クラス」を手に入れるためには、インビテーションを貰わなければいけません。
「JCB ザ・クラス」のインビテーションをもらうための条件は、「JCB オリジナルシリーズ」に属する「ゴールド以上のランクのカード」を使いまくることです。
ゴールド以上のカードとは…
●JCBゴールド
●JCBゴールド・ザ・プレミア
●JCBプラチナ
…この3つです。
さて、ランクで言うとゴールドから順に上がっていくのですが、「ゴールド・ザ・プレミア」に関しては立ち位置がちょっと特殊です。
今回は、この特殊な「ゴールド・ザ・プレミア」について考えてみたいと思います。
1.ゴールドとプラチナは直接申込可能
JCBゴールドとJCBプラチナは、直接申し込むことができます。
一方、「ゴールド・ザ・プレミア」はインビテーションのみでの発行になっています。
ゴールドから順番にランクが上がっていくとしたら、直接申込ができるカードの間にインビテーション制のカードが挟まっているって、なんだか不自然ですよね。
つまり…
●ゴールド(直接申込可)
●ゴールド・ザ・プレミア(インビのみ)
●プラチナ(直接申込可)
●ザ・クラス(インビのみ)
…ということになります。なんだか変ですね。
「インビテーションのみ」のカードは、言わば希少性が高いと言い換えることができます。
つまり、プラチナの方がランクが高いけど「ゴールド・ザ・プレミア」の方が珍しい。ということになってしまいます。
何故この様なことになってしまったのでしょうか。
2.もともとプラチナは無かった
実はJCBプラチナは最近になって追加されたカードです。
もともとは…
●ゴールド(直接申込可)
●ゴールド・ザ・プレミア(インビのみ)
●ザ・クラス(インビのみ)
…こうなっていました。
これなら「インビのみ」になる基準がわかりやすいですね。
ただ、「プラチナカード」が無いことから、「ザ・クラスはブラックカードではない」と言われていたのも確かです。
実際に、三井住友カードなんかはプラチナが最高峰でブラックカードがありません。
ザ・クラスも同じように「プラチナクラスである」と捉えられている時期がありました。
もちろん理由はそれだけではないでしょうが、そういった流れの中から「JCBプラチナ」が誕生します。
「ザ・クラス」は晴れて正真正銘ブラックカードであると言えるようになります。
そして「JCBプラチナ」はインビテーション制にしませんでした。
こうして「ゴールド・ザ・プレミア」はプラチナより下位だけど、インビテーション制をとっているわけです。
3.最速はプラチナから
今まで「JCBザ・クラス」が欲しい人は、必ずゴールドカードから発行するしかありませんでした。
そして「ゴールド・ザ・プレミア」はザ・クラスへの長い道のりを歩く過程で、一つの通過点でもあった訳です。
「ゴールド・ザ・プレミア」のインビテーションをもらう条件は「年間決済額100万円以上を2年連続」です。
これは「ザ・クラス」を狙っているのであれば、必ず到達する数字なので、「これでザ・クラスに一歩近づいたぜ」とモチベーションを保つポジションのカードでした。
しかし、今ではいきなり「JCBプラチナ」に申し込んでしまった方が早いという結果に。
プラチナの方がインビテーションをもらいやすいという明確なアナウンスはありませんが、どうせならより高いランクのカードを使っていた方が無難なのは確かです。
こうして「ゴールド・ザ・プレミア」の立ち位置が微妙になってしましました。
4.レアアイテム
「ゴールド・ザ・プレミア」は、ザ・クラスを狙う人たちにとって登竜門でした。
しかし、今は取り逃がしたら後戻りできないレアアイテムと化しています。
「ザ・クラスの取得」をゲームのクリアと例えた場合、「ゴールド・ザ・プレミア」がなくてもクリアできます。
しかし、レアアイテムの収集までするのであればゴールドの時点で「ゴールド・ザ・プレミア」を取っておかないと、ゴールドからやり直さない限り、二度と手に入らなくなってしまいます。
単純に「ゴールド・ザ・プレミア」の年会費と特典のバランスなど、カードそのものに惹かれて発行する場合は別です。
ただ、今回仮定したようにザ・クラスを狙っている場合、必ず発行する必要のない「ゴールド・ザ・プレミア」は非常に特殊なポジションのカードなんですね。
5.まとめ
私も「JCB ザ・クラス」を目指しているので、ゴールドカードで「年間決済額100万円以上を2年連続」を達成することになります。
それまでに「JCB プラチナ」のインビテーションが来なければいいんですが、もし来ちゃった場合は我慢する自信がありませんね。笑
「ゴールド・ザ・プレミア」よりも「プラチナ」の方が、年会費は高くなりますが完全上位互換になります。
ザ・クラスを狙っている上で「ゴールド・ザ・プレミア」の発行に拘っても、コレクションにしかならないんですね。
「ザ・クラス」を狙いつつ「ゴールド・ザ・プレミア」もしっかり回収するというのは、けっこう忍耐力がいるかもしれませんよ。
ちなみに私は「JCB 一般カード」から、まだゴールドにすらなっていません(´;ω;`)
まだ「ザ・クラス獲得」のスタートすら切っていませんが、頑張って早くゴールドに昇格したいと思います。