【JCB】ザ・クラスも金属製にならないかなー
「JCB ザ・クラス」というクレジットカードがあります。
「JCB ザ・クラス」は、国産のクレジットカードブランドである「JCB」が発行するブラックカードです。
ブラックカードはクレジットカードの中で最上級のランクになるので、つまり「国産の最上級カード」と言い換えることができます。
さて、私は現在この「JCB ザ・クラス」の取得を目指して「JCB一般カード」を使い倒しています。
いやゆる修行というやつですね。
「JCB ザ・クラス」が欲しいのであれば、せめて「JCB ゴールド」にならなければいけないので、まだまだ始まったばかりです。
さて、世の中では「金属製カード」の存在感が増しています。
「国産最上級カード」である「JCB ザ・クラス」にも、ぜひ金属製カードになってもらいたい。
今日はそういった願いを込めて、金属製カードに対する私見を述べさせてもらいたいと思います。
1.デザインから材質へ
電子マネーやQRコード決済の導入によって、クレジットカードの機能は、カードの形で無くてもよくなってきました。
すでに「iD」や「QUICPay」で行なっているようにスマートフォンを介して決済をしてしまえば良いからです。
しかし、テクノロジーが発展した今でも「実態の伴わないもの」に対する人々の拒否反応というものは依然存在します。
なので、まだ当分はクレジットカードが「カード」という姿を失うことはないでしょう。
ただ、クレジットカードが「カード」の形をしているが故に持つ魔力というものも存在します。
それは「ステータス性」です。
クレジットカードは、デザインによって「希少なカード」か「普遍的なカード」かある程度推測が付くようになっています。
カードが財布からチラッと見えた時、カードで決済するとき。さりげなく見せる楽しさがあります。
しかし最近になって、「ステータス性」を醸し出す方法が「デザイン」から「材質」へと変化しました。
「金属製クレジットカード」が普及しはじめたからです。
2.金属製か否か
金属製カードが始めて世に出たのは「アメリカンエキスプレス・センチュリオン・カード」からでした。
アメックスのブラックカードのことです。
センチュリオン・カードを発行すると、日本に限り「チタンの材質でできたカード」も発行してくれます。
ただ、このセンチュリオン・カードは発行のハードルがむちゃくちゃ高いため、そこまで認知されていません。
そんな時に現れたのが「ラグジュアリー・カード」でした。
「ラグジュアリー・カード」はアプラスが発行するクレジットカードで、国際ブランドはマスターカードです。
「ラグジュアリー・カード」のラインナップは3つ。
●チタンカード
●ブラックカード
●ゴールドカード
これらは全て金属製カードとなっており、且つセンチュリオンカードほど発行難易度が高くありません。
ただしそれなりに審査は厳しいので「希少であるけど認知度は高め」というブランディングに成功しました。
これによって「金属製のカード=すごい」というとてつもなく分かりやすい構図が出来てしまいます。
さらに、元祖金属製カードを世に送り出したアメックスも、負けじとプラチナ・カードを金属製に
しました。
こうして現在、素人目には金属製カードはステータス性が高く、プラスチック製は普通という構図が生まれています。
つまり、いくらアメプラよりも取得難易度の高い「JCB ザ・クラス」を持っていても、素人目には「金属製じゃないじゃん」と思われてしまうということです。
3.カードは装飾品に
私としては、ブラックカードレベルのカードは全て金属製にしてほしいと思っています。
私もアメプラのメタルカードを持っていますが、「特別なものを持っている感覚」は所有欲を満たしてくれます。
「ダイナース・プレミアム」や「JCB ザ・クラス」など、アメプラよりも発行難易度の高いカードを持っていても「金属じゃないじゃん」と思われるのは心外ですよね。
冒頭でも話した様に、クレジットカードは必ずしもカードの形である必要がなくなってきたと思います。
ところがこれが「金属製カード」になるだけで、一種の装飾品の様に所有欲を満たしてくれるようになります。
そして日本の誇る国産ブラックカードである「JCB ザ・クラス」。
「JCB ザ・クラス」が神秘化されているからこそ、このカードも金属製にぜひなってもらいたいのです。
4.まとめ
昔は金色のデザインのクレジットカードというだけで「すごいカードだ」というイメージが湧きました。
今では元祖ゴールドカードである「アメックスゴールド」でさえ、簡単に発行できます。
プラチナ・カードに至っては「銀色だからゴールドより下の一般カード」と思われてしまいますし、年会費無料の黒いカードも普通にあります。
つまり素人目にはカードのすごさがパッと見でわからなくなったということです。
ただし金属製カードに関しては、カードに全然詳しく無い人でも「なんじゃこりゃー!」となるのは確実です。
こういった「分かりやすさ」をぜひ「JCB ザ・クラス」にも導入して欲しいものです。