【JCB】ゴールドカードの有効期限が7年だった話
クレジットカードには有効期限というものがあります。
有効期限は、基本的に表面にカード番号と一緒に彫ってありますね。
だいたいカードの有効期限は「5年」となっているみたいです。
私が今まで発行したクレジットカードの有効期限は全て「5年」でした。
ところが、先日発行した「JCB ゴールド」は有効期限がなんと「7年」。
届いた「JCB ゴールド」に「2026年」と見慣れない数字が書いてあったのでビックリしました。
そこでふと思いついたことがあります。
有効期限5年と7年の違いってなんだろう
という訳で、今回は有効期限の長さの違いについて調べてみた結果をお伝えしたいと思います。
1.有効期限7年はJCBのみ
結論から言うと「JCBカード」のみ、「有効期限を7年にしたよ」という公式アナウンスがありました。
実際に私が発行したことがある「アメックス」と「三井住友カード」は、どちらも有効期限が「5年」でした。
そして、「アメックス」と「三井住友カード」の公式ページを探しても「有効期限7年」というアナウンスが無かったことから、JCBだけが何らかの理由で「有効期限7年」を実施したということみたいです。
JCBによると、2018年の11月から一部のカードで「有効期限7年」のカードを発行するようになったそうです。
過去に私が「JCB 一般カード」を2017年に発行しましたが、有効期限は5年でした。
今回私に届いた「JCB ゴールド」の有効期限が7年だったのは、単純に「2018年11月以降にJCBから発行されたカードだったから」ということが理由みたいですね。
つまりクレジットカードの有効期限は…
●一般的には5年
●JCBの一部カードは7年
●3年の場合もあるらしい
…と言った感じみたいです。
2.なぜ有効期限があるのか
クレジットカードの有効期限は、なぜあるのでしょうか?
よく言われているのは2つの理由ですね。
●審査をし直すため
●カード本体を取り替えるため
まず「審査をし直す」と表現しましたが、これを「途上与信」と言います。
例えば、カードを発行する時はクレヒスがキレイだったので審査に通過したけど、何年か経ってみたらクレヒスが崩壊しているかもしれません。
そういう人にカードを持たせておいたら、いつ「カード使ったけどお金払えませんてへぺろ」をされるか分かりません。
あとは「カードの新規発行キャンペーン」狙いでカードを作っておいて、その後1度も使わない会員もいるそうです。
年会費無料のカードなどでこれをやられたら、コストが掛かるだけですもんね。
つまり定期的に「こいつヤベぇな」という会員を見つけるために、信用情報を確認するわけです。
そして、この途上与信を行う目安が3年だったり5年だったりするわけなんですね。
それで有効期限を3年や5年にしておいて、「ヤベぇヤツ」にはカードを更新しないという対策をとる訳です。
あとは「カードを取り替えるため」です。
クレジットカードは長く使っていたり保管場所によっては磁気不良を起こします。
なので定期的に取り替えなければいけないのですが、それをだいたい5年に1回行うということのようです。
実際に私も磁気不良でカードが使えなかったことがありますが、「支払いを滞納していて使えなくなったカードで支払いをしようとした」と店員に勘違いされたことがあります。
刹那さを消せやしませんでした…
あとは、単純にカードのデザインが変わったり「VISAのタッチ決済」の様に新機能が加わったりします。
こういう理由で、3年〜5年に1度カードを更新する必要があるんですね。
3.期限7年は信用されている証?
さて、今回私のもとに届いた、有効期限7年の「JCB ゴールド」。
5年ではなく、わざわざ7年にしてくれたのはJCBから私が信用されている証と捉えていいのでしょうか?
JCBの公式サイトには「一部のカードにて」と書いてあります。
「一部の会員に対して」という訳ではないので、ただ単に「JCBゴールド以上は無条件で7年」と、推理する方が妥当かもしれませんね。
自意識過剰だったぜ
とはいえ、そもそもJCBから「ゴールドカード」を発行してもらえるというのが「信頼の証である」と言えます。
私も「JCB 一般カード」から「JCB ゴールド」に切り替えるまで凄く苦労しましたし。笑
なのできっと、「JCBのゴールドカードを持っている」という時点で、ダイレクトにJCBから信頼されていると捉えていいのかもしれませんね。
4.まとめ
クレジットカードの有効期限は3年、5年、7年となっています。
一般的には「有効期限5年」のカードが大半で、まれに「有効期限3年」のカードがあるみたいです。
JCBの一部カードに限っては「有効期限7年」のカードもありました。
おそらく「ゴールドカード以上」が「有効期限7年」に適用されるのではないかと思われます。
クレジットカードの「有効期限」というのは、あまり特別な意味を持たないと思われますが、私はやはりある一定の信用の証だと解釈しています。
なぜなら、クレジットカードの申込時に申告する勤務先や年収って、最初だけなんですよね。
「有効期限5年」の間に属性が変わってもぶっちゃけ自己申告ですから、極端な話、会員がニートになっているかもしれません。
ニートにカードを持たせて置くなんて言うのは、いつ「てへぺろ」されるか分かりませんからね。
それでも「この会員は、たとえニートになってもちゃんと支払いをしてくれるだろう」ということで、有効期限を設定してくれているわけですから、今回の「有効期限7年」は信用の証と捉えておきたいと思います。