アメックスの通帳の刑(源泉徴収票と通帳の提出)をスルーした話
こぶにちわ。ぽるねむ君です。
先日、ついに私も 通帳の刑 を喰らいました。
正直、面食らった私は、こういう時にどうすれば良いかネットで調べまくりました。
調べれば調べるほど「言われた通りに提出した方が良い」という意見が多かったです。
しかし、私はスルーすることにします。
結果、限度額は下がったものの、カードはまた普通に使えるようになっています。
本記事では決して「通帳の刑」をスルーすることを推奨している訳ではありません。
今回はただ、私の経験をご紹介するというだけですのであしからず。
通帳の刑とは
アメックスの「通帳の刑」とは…
●いつもより利用額が多くなる
●突然カードの利用ができなくなる
●源泉徴収票と通帳のコピーを提出するよう求められる
…というもの。
他社のクレジットカードは限度額内での利用であれば、不正利用を疑われない限り突然決済ができなくなるなんてことは滅多にありません。
ただアメックスは 限度額が無い代わりに目安額 というものが設けられていたり、 利用可能額がWebと電話で5倍も違ったりと、限度額という概念がとってもカオスになっていることで有名です。
よって、アメックス独特の文化として「通帳の刑」が度々行われているみたいです。
今回私も、引っ越しと新生活のためにアメックスでの決済額が多くなり、ついにこの「通帳の刑」で裁かれることになりました。
通帳の刑の流れ
私の場合は「突然決済しようとしたらできなかった」という展開ではありませんでした。
利用停止になることがアメックスからの電話を通して初めて知った形になります。
「今回決済額が普段より多くなっていますが、どういった用途にご利用されましたか」
電話ではこういう質問をされました。
私からしたら「利用可能額を電話で聞いた時に何に使うか話したやん。あんたらそれでOK出したやん」と言いたい所でしたが、グッと我慢。
結局この電話で…
●利用額が普段より多いから一旦止める
●利用可能額を改めて設定する
●そのための審査がある
●だから源泉徴収票と通帳のコピー送れ
…という話をされました。
郵便物が送られてくる
電話の最後に「源泉徴収票と通帳を送ってもらう上での案内を送るから」と言われました。
そして待つこと数日。アメックスから大きめの封筒が送られてきます。たぶんA3。
開けると「通帳の刑のガイドライン」の様な説明書と返信用封筒が入っていました。
そこで「きっと有るだろうな」と思っていた単語を探してじっくり読んでいると、案の定発見。
ありました。「任意」という単語が。
実は電話でも「可能な限り提出してください」という様なことを言っていたんですね。
その時点で「これひょっとして任意じゃね」と思っていました。
電話だけだったら担当者のミスという事もあり得ますが、ちゃんと書いてあるので任意であることが確定。
まぁ「提出しなかったせいで解約になってもお前の任意だから」という意味でもあるのかもしれませんが…笑
という訳で今回私は「通帳の刑」をスルーすることにしました。
ひと月ほどで利用可能に
ひと月ほど経って、アメックスから電話が。
「書類の提出どうですか?」という内容でしたが、ここでもまた「可能な限り」というフレーズが。
そして私は「任意ということなので、提出しません」と伝えました。
するとあっさり「わかりました」で終わり。
それから数日後に公式サイトを見ると「一時的に使えません」のアナウンスが消えていました。
胃に穴が空くほど悩んだのはなんだったのだろうか。笑
さらに数日後「限度額はこれぐらいに設定しました。ご理解ください」と書かれた郵便物が届きます。
しかも何故か限度額は一般的なプラチナカードの水準でした。
もともとの限度額が明確に定義されていなかったので、正直減ったのかどうかも微妙な所です。
こんな感じで私の初めての「通帳の刑」は大きなペナルティもなく終わりを迎えました。
まとめ
今回の通帳の刑ですが、正直へこみました。笑
Apple Payからプラチナ・カードが削除されたり、会員ページには常に「一時的に利用できません」のポップが表示されていたり。
何か悪いことをした気になってきます。笑
冒頭でも言及しましたが、私は「通帳の刑」をスルーすることを推奨する訳ではありません。
私の場合は会員歴が長かったりセンチュリオンのために「アメックスが理想とする使い方」を積極的に行っているつもりだったり、諸々の条件が重なって「無傷」だっただけかもしれません。
ひょっとしたら社内ではイエローカードを出されているかもしれませんし。笑
なので、今回のケースはあくまで一例として参考にしていただければと思います。