【VISA】三井住友カードの3ブランド同時発行はあんまり意味がなかった。

VISA クレジットカード 銀聯


三井住友カードのプロパーカードを申し込んだ場合、同時に3つのカードを発行することができます。

3つのカードは、それぞれ国際ブランドが違います。

●三井住友VISAカード
●三井住友マスターカード
●三井住友銀聯カード

この3つを同時に発行してもらえます。

私も三井住友VISAゴールドカードを申し込んだ時に、カードを3つ発行してもらいましたが、結局VISAしか使っていません。

今回は何故そうなるのか、考えてみました。

1.VISAならどこでも使える

いきなり結論から入りますが、「国際ブランドがVISA」のカードさえ1枚あれば、だいたいどこでも使えます。

「マスターカードが使えてVISAが使えないお店」なんてコストコぐらいしか無いので、マスターでなければいけないケースって極端にレアなんですね。

つまり加盟店数で言えば…
●VISA > マスター
…ということになります。

なのであまり意味がありません。

例えばダイナースも、マスターカードのブランドが付いたサブカードを同時に発行できます。

「マスターカードが使えてダイナースが使えないお店」というケースは、けっこう多いんですね。

つまりこちらの場合は…
●ダイナース < マスター
…ということになります。

ダイナースの場合は、このように住み分けがはっきりしてるので、どちらも活躍する機会が多い訳なんです。

2.銀聯よりも微信

三井住友VISAカードを発行する際に、銀聯カードも同時発行できます。

「銀聯カード」とは、主に中国で利用することを前提とした「銀聯」の国際ブランドが付いたクレジットカードです。

三井住友カードで発行した場合、VISAカードとマスターカードは同じ利用枠を共有していますが、銀聯カードは別枠でしかも一回払いのみになっています。

さて、中国では銀聯カードが主流であるというイメージから、銀聯カードも同時に発行してみました。

ただ、一切活躍していません。笑

何故なら中国でも「VISA」が使えるからです。

むしろ中国ではカードすら使いません。

中国ではクレジットカードよりも「WeChatペイ(微信支付)」というQRコード決済が主流です。

なので、ぶっちゃけ銀聯カードを持っていても、WeChatペイか現金払いを求められます。

とある国際空港ですらそうでした。

なので、VISAさえあれば「銀聯カード」もあんまり発行する意味がないんじゃないかなと思います。

3.まとめ

私は財布の中で「国際ブランド全制覇」をしたかったがために、マスターカードと銀聯カードも発行しました。

三井住友マスターカードに関しては、ラグジュアリーカードさえ発行できれば解約してもいいかなと思っています。

銀聯カードも、中国の銀行口座を開設したらデビットカードをもらえますし、そっちに切り替えるつもりです。

もしも、これから三井住友VISAカードを作る場合、マスターカードと銀聯カードに関しては、あくまでおまけ程度で考えてもらっても結構です。

とにかくVISAがあれば日本でも海外でも使えますから。