docomoの2年縛りは「契約から2年」であって「機種変から2年」ではなかった
先日、docomoの回線を解約しにドコモショップに行ってきました。
店員さんに「今回はどうされましたかー」と聞かれて、契約解除料が掛からない月が知りたいと伝えました。
「契約満了月の翌月から2ヶ月以内は契約解除料が掛からなくなっております」
うむ。だからそれがいつなのか知りたいんですよ。わかりにくいんすよ。
とりあえず私の契約がいつまでなのか調べてもらいました。
すると衝撃の事実が発覚。
私は2年縛りの意味を履き違えていました。
2年縛りっていうのは契約から2年であって、機種変から2年ではなかったんですね。
今回はこのへんの事を具体的に書いてみたいと思います。
1.2年縛りは「契約月」から
まずは私のケースから説明しましょう。
①2014年の10月にiPhone6+をdocomoで契約しました。
②2016年の12月にiPhone7に機種変しました。
③さて契約解除料が発生しない月はいつでしょう?
私は「2年縛り=機種変から2年」と思っていました。
私が機種変したのは2016年の12月です。
なので「2016年12月の2年後」である「2018年12月」の「翌月から2ヶ月」が契約解除料が掛からない月と思っていたんですね。
つまり「2019年の1月〜2月」の間は契約解除料が掛からないと思っていました。
だって端末の支払いは24回払いですから。
端末代金を払い終えた時に解約すれば契約解除料が掛からないシステムだと思っていました。
ところが違ったんですね。
正解は「2018年の11月〜12月」でした。
なぜなら最初に契約したのが「2014年の10月」だからです。
もしも「機種変した月から2ヶ月」だと信じて1月に解約しに行ってたら、契約解除料が発生していたわけです。
勘違いって恐ろしい。
2.残った端末代金は引き続き分割で払える
解約する時に良心的だなと思ったのは、払い終わってない端末代金が分割で払えることでした。
例えばこういうケース
①2016年の12月にiPhoneを契約
②1年後の2017年12月にiPadを契約
③2018年の12月にiPhoneとiPadを解約
この場合、iPadの方は1年しか経っていないので解約しようとすると契約解除料が発生してしまいます。
「iPhoneとiPad」のように2台契約していると、それぞれ別々に契約解除料が発生してしまうので気をつけてください。
問題は、iPadの端末代金です。
上のケースの場合、iPhoneの端末代金の支払いは終わっています。
ですが、iPadの端末代金の支払いはあと1年分残っていますよね。
実はこれ、引き続き分割で払ってOKなんですね。
解約時に一括で払う必要がないんです。
もちろん各種割引は無くなってしまいますが、通信費を払いながら無理矢理あと1年持つより全然マシです。
なので「解約したいけど端末代が残ってるしなー」という方でも解約しやすいんです。
3.まとめ
今回の記事の要点をまとめます。
①docomoの2年縛りというのは、契約した月から2年。
②機種変した時から2年ではない。
③解約した時に残っている端末代は、一括で払わなくてもいい。
長く使っていて機種変するタイミングがずれたり、欲しい端末が出て2年経たずに機種変したりすると、こういうズレが生じます。
もしも私と同じ勘違いをしているせいで、格安SIMへの乗り換えをためらっている方がいたら、ぜひ一度確認してみてはいかがでしょうか。
契約解除料が掛からない月が今月かもしれませんよ。