【AMEX】家賃は1%。水道光熱費は0.5%

アメックス クレジットカード

こぶにちわ。ぽるねむ君です。

先日「正直不動産」という漫画の1巻を読んでいたら、巻末のエッセイに以下の様な見出しがありました。

「保証人はカード会社が代行する時代」

不動産屋さんで部屋を借りる時、物件を管理している会社によっては、クレジットカードを利用することができます。

例えば大東建託さんなどは、初期費用も月々の家賃も全てカードで支払うことができます。

「クレジットカードを持っている」という時点で、信用情報に大きな問題がないことをカード会社が証明していることになりますから、保証人がいらなくなるんですね。

さて「カードが使える」ということは「ポイントが付く」ということ。

Suicaチャージや寄付などではポイントが付かないという例外がありますが、一般的にはカードで払ったらポイントが付くものです。

そこで、家を借りる際に発生する出費をアメックスで支払いした場合、ポイントが付くのか?何%付くのか?を調べてみました。


1.家賃は1%

アメックスで家賃の支払いをした場合、もらえるポイントは1%です。

言い換えると「100円で1ポイント」ということになります。

つまり、通常のポイント還元率と同じということになりますね。

例えば毎月の家賃が10万円だった場合…
●100,000円の1%は1,000ポイント
●1年で12,000ポイント貯まる計算
…こんな感じですね。

アメックスのポイントはANAマイルと交換する場合はレートが1:1になります。

つまり「1ポイント=1マイル」です。

1年で12,000マイル貯められる計算になります。

12,000マイルあったら、ハイシーズンでも東京→沖縄の片道マイルぐらいにはなります。

2年で往復できちゃいます。

家賃を口座振替で支払っていたら、この月間12,000マイルはゼロです。

できればクレジットカードで家賃を払える部屋を探したいものですね。


2.水道光熱費は0.5%

アメックスで家賃が支払えるのと同じように、水道光熱費の支払いもカードでできます。

ただし、こちらは還元率が半分に下がって「0.5%」に。

言い換えると「200円で1ポイント」ということになります。

これも獲得ANAマイルが年間どれくらいになるのか計算してみましょう。

例えば毎月の水道光熱費が2万円の場合…
●20,000円の0.5%は100ポイント
●1年で1,200ポイント貯まる計算
●1,200ポイント=1,200ANAマイル
…こんな感じですね。

単体では少ないですが家賃と合計したら13,200マイルになるので、バカにできませんね。


3.水道光熱費は三井住友カード

水道光熱費に関しては、アメックスとダイナースでは「0.5%」となっています。

しかし、JCBオリジナルシリーズや、三井住友カードでは「通常通りの還元率」になります。

例えば…
●JCBオリジナルシリーズ:ステージによって:0.5%~0.8%
●三井住友カード:マイペイスリボとweb明細の設定済み:1%
…となります。

上記カードは、これらが通常の還元率となりますので、水道光熱費の支払いでもそのまま上のレートが反映されます。

つまり、水道光熱費に関しては三井住友カードを利用した方が還元率は良いということになります。

ただし、プロパーの三井住友カードはANAマイルへの交換率が悪いです。

プロパーの三井住友カードでのANAマイルへの交換率は100ポイントで300マイルです。

三井住友カードで100ポイント貯めるためには100,000円の決済額が必要です。
つまり、100,000円で300ANAマイルということになりますね。

アメックスなら100,000円で1,000ANAマイルなので、非常にもったいないです。

だったら0.5%になっても水道光熱費はアメックスで払った方が良いということになります。

ただ、一片単身でANAマイルを狙うのであれば、三井住友ANA VISA ワイド ゴールドで決済しましょう。

こちらは、ANAカードなのでダイレクトに1.3%のANAマイルが獲得できます。

つまり100,000円で1,300マイルです。

例えば毎月の水道光熱費2万円の場合…
(ANA VISA ワイド ゴールド)
●20,000円の1.3%は260マイル
●1年で3,120マイル貯まる計算
…こんな感じですね。

アメックスで水道光熱費払うよりも、倍以上のマイルがもらえることになりました。

もちろん口座振替だとこれらのマイルはもらえません。ゼロです。

固定費をカード払いして貰えるポイントはバカになりませんね。


4.まとめ

家賃や水道光熱費の支払いは支払い先によってはアメックスでも行えます。

その場合、以下の様な特徴があります。
●家賃は通常どおり100円=1ポイントがもらえる
●水道光熱費は半分の200円=1ポイントがもらえる
…という感じです。

「家賃も200円=1ポイントだと勘違いしていました」

ただ、水道光熱費は三井住友カードやJCBカードならポイントが半分にならないので、できればアメックスを避けてこれらを使うようにしましょう。

そして、育てたいカードがある場合は話が別です。

単純に決済額が増えればインビテーションが届きやすくなります。

さらに公共料金の支払いに使ってくれてるとなると、尚更カード会社の印象がよくなるでしょう。

なので、家賃や水道光熱費の支払いに設定するカードは「還元率重視なのか」「カードを育てるのか」を明確にしてから選ぶ様にしてくださいね。