使えるはずのアメックスが使えなかった時の話

クレジットカード

使えるはずのクレジットカードが使えなかったケースが何度かあります。

「使えるはず」というのは、クレジットカード会社によって利用停止や強制解約などなっていないのに、カードで決済ができなかったということです。

もちろん一時的に支払いが遅れているとか、限度額いっぱいだったとか、そういうことでもありません。

普通に使えなきゃいけないはずなのに、使えなかったということです。

こうなってしまった場合の対処法は、別のカードで払うか現金で払うしかありません。

こういったケースに遭遇するたび、国際ブランドは分散させて持った方が安心だと改めて思わされます。

今回は、いくつかその実体験を紹介したいと思います。

1.プロパーは通らなくてデルタは通った

新宿のとあるラーメン屋さんで食事をした時のことです。

カード払いができるラーメン屋さんは珍しかったため、当時メインで使っていたアメックス・ゴールドでお会計をしました。

すると何故かエラーが出てしまい、何度切ってもらってもダメです。
外国人の店員さんに「オキャクサンオカネハラッテナイカラダヨ」と言われてしまいました。

そんなはずは無いので、今度はデルタ・アメックス・ゴールドでカードで切ってもらうと、すんなり決裁できました。

国際ブランドどころか、発行元が同じなのにどういうことなの。

店を出たらさっそく、アメックスのゴールドデスクに電話。

「プロパーは使えなくてデルタは使えた」という話をしてみたところ、やはり利用停止などにはなっていませんでした。
もしそうなっていたらプロパーもデルタもどちらも使えないはずだそうです。

ところが、そのあとすぐに試しにほかの店でアメックス・ゴールドを使ってみたら問題なく支払いができました。

ほかのお店でも使えなかったらカードに問題があるのは確定なのですが、コンビニでは普通に使えてしまいました。

ラーメン屋さんでは何度もカードを切ってもらったし。不思議です。

2.アメックス利用可能店なのにアメックスが使えなかった

とあるお店で、カードで支払おうとしたときでした。

利用可能な国際ブランドは「VISA」「マスター」「JCB」「アメックス」「ダイナース」。つまり5大ブランド全て対応していました。

当時メインカードであったアメックス・ゴールドで決裁しようとしても、カードリーダーが反応しません。
先述したラーメン屋さんとは違い、今回はデルタの方でも決裁ができませんでした。

その時、店員は「このカードリーダーは新調したばかりなので、故障はありえない」と言っていました。

仕方なくJCBのカードを切ってみたところ、やっと決済ができました。

ラーメン屋さんでのトラブルの時と同様に、そのあと別のお店で決済してみたところ、2枚とも問題なく支払いができました。

アメックスとダイナースは他のブランドに比べて、店舗側が負担する手数料が高いと言われています。
邪推かもしれませんが、ひょっとしたら店舗側がそれを嫌って、アメックスが使えないフリをしたのではないかなと考えてしまう自分がいます。

カードリーダーのタイプとか色々事情があるのかな?
とはいえ、こういうことは消費者側からしたら、ただただ不安なだけです。

3.まとめ

できるだけ現金を使わないようにしている私ですら、1年に1回ぐらいしかこういうことは起こらないので、非常にレアなケースだとは思います。

ですが、完全キャッシュレス生活を目指そうとすると、いざという時のために、やはり現金は持っておいた方がいいという結論になってしまいます。

機械を使っている以上、こういうトラブルは仕方がないことかもしれませんね。

それでもブランドの違うカードをもう1枚持っていれば、こういったトラブルに対処することができます。
忠誠を誓ったメインカードがある方でも、ぜひカードを2枚以上持っておくことをオススメします。