家計簿を付ける習慣が続かない方はカード払いを習慣化してみてはいかが?

クレジットカード 電子マネー

クレジットカード好きな私は、もちろんキャッシュレス推進派です。

そんな私が、クレジットカードを持っていない知人に「なぜクレジットカードを持たないいのか?」という質問をすると、だいたい「使いすぎるのが怖い」というような答えが返ってきます。

つまり「金銭感覚が麻痺してしまう」ことを恐れているようです。

こういう方たちは同時に「財布の中にあるお金が減っていくことで、お金を使っているという感覚を覚えている」と言っています。

ということは、財布の中のお金が増えたり減ったりしなくても、自分がいくらお金を持っているか把握できるようになれば、キャッシュレスに移行できるというわけですね。

つまり、家計簿を付ければキャッシュレス化しても、金銭感覚が麻痺したりすることもなくなるということです。

ただ、この「家計簿への記帳を続ける」というのが中々たいへんなんですよね。

というわけで今回は、「思い切ってキャッシュレス化に移行した方が、むしろ家計簿への記帳を習慣化しやすい」という話をしてみたいと思います。

1.家計簿をつけよう

当たり前かもしれませんが、クレジットカードを使いながら、お金の管理をしっかりとする方法は家計簿を付けることです。

ただ、これが簡単ではないんですよね。続かないんです。私も何度も挫折しました。

ところが、あるルールを加えるだけで、家計簿を付けることが続け安くなるんです。

それは「カードを使ったその場で記帳する」ということです。

もちろんレジ前でノートとペンに書くことはできませんよね。

つまり、スマートフォンを使って家計簿の記帳を済ましてしまうわけです。

2.スマホならレジで清算している間に記帳できる

スマートフォンなら会計中にさっと取り出してパパッと数字を入力することができます。

専用のアプリを使ってもいいし、エクセルやナンバーズなど表計算ソフトを使っても構いません。

たとえば私はiPhoneを使っているので、numbersで表を作って記帳しています。

つまり家計簿アプリ、もしくは出納帳の表を作っておいて、レジで精算している間に表に数字を入力してしまえばいいのです。

最初はもたつくかもしれませんが、慣れてしまうと意外と清算中に入力できてしまうことがわかります。

店員さんや他のお客さんを待たせそうな時は、金額だけ書いておいて、あとで店名を書けば問題ありません。

忘れがちなのは金額であって、どこで買ったかは1日以内ならそう簡単に忘れませんからね。

スマホなら常にいじっているので、ふとした瞬間に開いて書き漏らした店名はいつでも記入できてしまいます。

まとめると
①レジに商品を持っていく
②店員が商品を通している間にスマホを準備して家計簿をスタンバイしておく
③金額が確定した瞬間に支払い&記帳
ということです。

これを徹底すれば、ストレスなく家計簿への記帳を習慣化することができます。

3.現金で払うと記帳する時間がない

こうして見ると、精算時に記帳まで済ませてしまうのはキャッシュレス決済ならではだと言えます。

現金で支払う場合は、現金を出したりお釣りをもらったりする際に、両手が塞がってしまいます。

とても記帳しているタイミングなんてありません。

カード払いなら、片手にスマホ、片手にカードということが可能です。

お財布ケータイやApple Payなどの電子マネー決済なら、支払いも記帳もスマホだけで済んでしまいます。

このように実は、キャッシュレスの方がお金の管理がしやすいんですね。

家計簿や出納帳への記帳が、なかなか習慣化できない方は、ぜひカード払いや電子マネー払いを検討してみてください。

ちょっと意識を変えるだけで精算時に記帳できてしまうので、忘れないし続けやすいですよ。

4.まとめ

貯金を上手にしたり、お金の不安を消そうとした場合、とにかく大事なのはお金の使い方を把握することです。

そういう意味でも、家計簿への記帳はたいへん有効です。

何事も継続するというのは簡単ではありませんが、ちょっとした工夫で続けやすくなることもあります。

今回紹介した「カードを使ったその場で記帳」作戦も、家計簿の習慣化を手伝うひとつのアイデアですので、ぜひ試してみてください。

そして、クレジットカードや電子マネーの魅力に気づいてもらえれば、家計の助けになる制度がたくさんあることも知っていただけると思います。

「カードを使ったその場で記帳」をぜひ試してみてください。