ショッピング枠はできるだけ大きい方が、いざという時に助かります

お金の話 クレジットカード

こぶにちわ。ぽるねむ君です。

クレジットカードのショッピング枠はカードの種類や会員の属性によって、変わってきます。

使いすぎるのが心配な人は、ショッピング枠が増えることを嫌がることもありますね。

増えてしまった枠をあえて下げる方もいるほどです。

ただ、私の個人的な意見としては「ショッピング枠は大きい方が良い」です。

今回は、なぜショッピング枠が多い方が良いのか私なりの考えを書いてみたいと思います。


1.大きい出費ほど突然やってくる

クレジットカードを持ち始めたばかりの人だと、ショッピング枠が大きくなるのを嫌うと思います。

カードで使う予定の金額がそんなに大きくない人は、ショッピング枠がいたずらに大きいと不安ですよね。

使わない枠のために不正利用になったりすると、たまったもんじゃありません。

生活費の決済に使うぐらいだったら、ショッピング枠は20万もあれば充分ですから。

ただ、クレジットカードの枠が大きいというのは、デメリットだけではありません。

カードを普段からガンガン使わない人にとっても、役に立つ時があります。

突然の出費にも対応できるという利点があります。

そして、突然の出費というのは、だいたいの場合高額になるから困るというものです。

貯金があれば良いですが、今では「30・40代で貯金ゼロ」の割合は23.1%と言われているぐらいです。

誰しもが突然の高額出費に、貯金だけで対応できる訳ではありません。

そういう時にクレジットカードを使えれば、分割払いを利用して急場を凌ぐことができ流というわけです。


2.誰かのために使うお金

突然の出費の中でも、誰かのために使わなければいけないケースだともっと大変です。

親族が入院したり急に引越しを余儀なくされたり。
自分だけの問題ではない分、コントロールが効かない部分があります。

自分のことだったら最悪我慢すれば良いですが、我慢を大切な人に強要することはできませんよね。

そういう時にカードがあればなんとかなります。

とりあえずカードで払っておいて、その後の対策を立てるまでに時間的猶予が生まれます。

それで大切な人の助けになるなら、使わない手はないですよね。


3.増枠申請

「じゃあ増枠申請すればいいじゃん」

と思うかもしれませんが、増枠するためには審査が必要です。

つまり増枠申請が通らない可能性もあるわけです。

また、増枠の審査自体が1〜2週間を目安に行われます。

場合によってはもっと長くなることもあります。

急な出費で困っているのに、審査に費やしている時間なんてありませんよね。

増枠を期待して2週間も待ったあげくに審査が通らなかったら、目も当てられません。

一時増枠という手もありますが、こちらは分割払いに対応していません。

なので、普段からショッピング枠は上げられるだけ上げておいた方がいいです。

一般的にはカード会社がショッピング枠を勝手に上げてくれるので、素直に従いましょう。

不正利用はされてもカード会社が補償してくれます。

あるかどうか分からない不正利用のために、ショッピング枠を下げてしまうと、いざというときに困りますからね。


4.まとめ

クレジットカードは使っていると、ショッピング枠をどんどんあげてくれます。

ショッピング枠が必要以上に増えることを嫌がる人もいますが、私としては枠は下げない方がいいと思っています。

なぜなら突然、高額な出費が必要になったときに対処できなくなるからです。

万が一ショッピング枠が大きかった故に多額の不正利用が起きたとしても、それはカード会社が責任をもって対処してくれるので心配いりません。

突然のピンチを切り抜けられない方が、生活に支障を来すかもしれません。

どちらのために備えるべきかは、明確ですね。

カードのショッピング枠が増えるのは、カード会社からの信頼の証とも取れます。

ショッピング枠は、肯定的に考えて付き合っていれば、いつか必ずピンチの時に助けてくれますから。