クレジットカードとデビットカードの違い。デビットは審査がいりません。

クレジットカード

クレジットカードと同じように使えて、しかも審査がいらないカードがあります。

それは「デビットカード」と言います。

クレジットカードは後払いですが、デビットカードはすぐに引き落とされます。

例えば2月9日にカードで決済をした場合。
●クレジットカードなら3月10日に引き落とし
●デビットカードなら2月9日から数日で引き落とし

クレジットカードはひと月の決済がまとめて口座から引き落とされますが、デビットカードは1回の決済がその時その時口座から引き落とされます。

銀行口座にお金が入ってない状態でデビットカードを使おうとすると、決済がされません。
つまり、今お金が無いと使えない仕組みになっています。

だから審査がいらないんですね。

今回は、そんなデビットカードについて、簡単に説明したいと思います。

1.デビットカードは審査がいらない

デビットカードは審査が必要ない。ということから説明します。

例えば、現金を使うときに審査は必要ないですよね。

デビットカードは、現金を使うのと同じなので審査が必要ないんです。

例えば現金を使う場合…
①財布にお金を入れておく
②財布からお金を出して使う
…と、こういう手順を踏みます。

デビットカードの場合…
①銀行口座にお金を入れておく
②カードを使うと口座からお金が引き落とされる
…と、こうなります。

このように、自分が今持っているお金の範囲で完結するので審査が必要ないんです。

クレジットカードの場合は、カードを使う時に銀行口座にお金がなくても決済ができてしまいます。

決められた支払日に使った分のお金が入っていればいいのです。

クレジットカード会社は支払日にお金が入ってないと困るので、後払いをちゃんとできる人かどうか審査しなければいけないんですね。

2.デビットカードの作り方

デビットカードを作る上で必要なのは、銀行口座です。

デビットカードを使ったら銀行口座から引き落とされるからです。

銀行口座を開設するとき、審査はいらないですよね?

銀行口座を開設するときは、自宅か職場の近くでないとダメなので、勤務先は書く必要があります。
ただ、年収を申告したり勤続年数を申告したりする必要はありません。

大手の銀行でもネット銀行でも、デビットカードは取り扱っています。

発行している銀行によって、デビットカードに付帯する特典や年会費が違ってくるので、色々比較してみてください。

3.デビットカードの国際ブランド

デビットカードはクレジットカードと同じように決済することができます。

銀行から引き落とされる日にちが違うだけです。

つまり、国際ブランドが付いているということです。

国際ブランドというのは…
①VISA
②Mastercard
③JCB
…などのことです。

一番使えるお店が多いのはVISAなので、デビットカードの国際ブランドはVISAがおススメです。

4.クレカとデビットどっちがいいの?

クレジットカードとデビットカード、どっちが良いのでしょうか?

単純に決済の便利さで言ったら、好みの問題だと思います。

後払い方式が嫌いな人もいますし、使い過ぎが怖いという方もいます。

ただ、クレジットカードの方が種類が多いので、その分、色々な特典の組み合わせがあります。

私も最初はデビットカードを使っていましたが、慣れてくるにつれてクレジットカードに切り替えました。

キャッシュレスに慣れていない方は、まずデビットから慣れていって、クレカに切り替えてみるのもいいですね。

5.信用情報に傷があっても持てる

デビットカードは審査がない話をしました。

つまり信用情報に傷があって、クレジットカードを発行できない人でもデビットカードなら持てます。

インターネットで買い物をする場合、代引きや銀行振込だと手間がかかります。

でも「クレジットカードがあれば便利だけど、信用情報に傷があってクレカが持てない」という方もいるんですね。

そんな時は、デビットカードを使えば、クレジットカードと同じようにネットショッピングができます。

信用情報の回復には何年も掛かりますから、それまでの繋ぎとしてデビットカードを活躍させることもできます。

6.まとめ

これから世の中のキャッシュレス化が加速していき、現金が使われなくなっていきます。

クレジットカードを持ちたくない方もいれば、持てない方もいます。
それでも、カードが無いと不便な世の中になることは避けられません。

そんな時は、まずデビットカードを作ってみましょう。

ネット銀行なら、窓口で待たされることなく口座開設からデビットカードの発行までやってくれます。

クレジットカードが嫌いな方は、まずはデビットカードから使ってみてはいかがでしょうか。