【VISA】ANAカードのためにプロパーカードで1年間修行した話

VISA クレジットカード

こぶにちわ。ぽるねむ君です。

先日念願の「ANA VISA ワイドゴールドカード」が無事に発行されたので舞い上がっています。

私はずっとこのカードが欲しかったのですが、審査に自信がありませんでした。

それでもこのカードの取得を諦めきれない私は、周到に1年の間下準備をしてきました。

実は今回の「ANA VISA ワイドゴールドカード」を手に入れた背景には、1年間他のカードでクレヒスを磨いてきたという経緯があったんです。

今回はこの、「目当てのカードのために別のカードでクレヒスを磨く」という技について紹介したいと思います。


1.同じ発行会社を狙う

結論から言うと…

「ANA VISA ワイドゴールドカード」のために「三井住友VISAカード」を1年間保有したという話です。

「ANA VISA ワイドゴールドカード」の発行会社は三井住友カードという会社が行なっています。

三井住友カードと言えば、ご存知あの「三井住友VISAカード」の発行会社です。

つまり「ANA VISA ワイドゴールドカード」と「三井住友VISAカード」は、同じ会社が発行しているんですね。

今回はこの関係を狙ったというわけです。

まず比較的審査難易度の高くない「三井住友VISAカード」を発行しておきます。

そして1年の間、1度も支払いに遅れずにカードを使い続けます。

そうすると信用情報機関とは別で、発行会社(三井住友カード)の方で「ほう。こいつは支払いをちゃんとするタイプの客だな」と、高評価を受けることになります。

このタイミングで、本命の「ANA VISA ワイドゴールドカード」を申し込みます。

すると、三井住友カードでは、すでに私が「ちゃんと支払うヤツ」と評価されているので、たとえ属性が低くても2枚目のカードに通りやすくなります。

こうして私は「ANA VISA ワイドゴールドカード」を無事に発行できたわけです。


2.限度額は共通枠

さて、「ANA VISA ワイドゴールドカード」を無事に発行できたわけですが、限度額はどうなるのでしょうか?

現在私は、三井住友カードが発行したカードを2枚持っている形になっています。

●三井住友VISAカード(プロパーカード)
●ANA VISA ワイドゴールドカード(提携カード)

もともと持っていた三井住友カードの限度額は100万円でした。

そして「ANA VISA ワイドゴールドカード」の限度額はどうなるかと言うと…

その答えはカードが届いた時の台紙に書いてありました。

「当社が発効するカードを複数枚保有されていますので上記の合算の利用枠内でご利用ください」

こうなっていました。

つまり、カードが増えても限度額は変わらないということです。

例えばもともとは…
●三井住友VISAカード
…の1枚で限度額が100万円でした。

今は…
●三井住友VISAカード
●ANA VISA ワイドゴールドカード
…の、どっちを使っても100万円まで。
という事になった訳です。

それぞれ50万円ずつという訳でもありません。割合は関係ありません。

つまり、100万円という1つの限度枠を2枚で分けあっているだけなんですね。


3.カード会社にリスクがない

さて、この様に今回の「ANA VISA ワイドゴールドカード」の発行に際しては、カード会社からしたら新たに限度額を設ける必要がありません。

なので、2枚目のカードを発行する上でカード会社にはリスクが無いと捉えることができるんですね。

例えばもともとS枠100万円のカードを使っていて、新たなカードの申し込みによって更に50万円の枠が追加される場合、慎重に審査しなければいけません。

使える金額が50万円増えた分、貸し倒れリスクも増える訳ですから。

しかし、今回の様にどちらも「三井住友カード」で発行しているカードの場合は、大して状況は変わりません。

もっと言うなら「ANA VISA ワイドゴールドカード」の年会費分だけ、カード会社はノーリスクで売上が増える訳です。

これなら、今回の「ANA VISA ワイドゴールドカード」が比較的発行されやすい状態だったのは、納得できますね。

「国際ブランドが同じなら発行会社は同じなの?」

国際ブランドが同じでもカードの発行会社が違うケースはたくさんあります。

例えば同じVISAでも…
●三井住友VISAカード(三井住友カード)
●エポスカード(株式会社エポスカード)
●イオンカード(イオンクレジットサービス)
…この様に発行会社は全然違います。

なのでこの技を使う場合、欲しいカードの発行会社がどこなのか。しっかりと調べる必要があるというわけです。


4.まとめ

クレジットカードには審査があります。そして審査には難易度があります。

自分が欲しいカードの審査難易度が高い場合…
●同じカード会社が発行している
●審査難易度の低いカード
…を先に発行してみましょう。

これを1年ぐらい支払いが遅れる事なく使っていれば、カード会社独自のクレヒスが溜まっていきます。

こうして、審査難易度の高いカードも審査に通りやすくなるんですね。

インビテーションがそれに近い例ですが、決して同じ進化形態でないカードでも、クレヒスは参照されます。

今回の様にプロパーカードで培ったクレヒスを利用して、提携カードを可決させることもできるわけです。

もしも狙っているカードがとても手に届きそうに無いときは、同じ会社が発行しているランクの低いカードを保有しましょう。

自分の属性を高めるよりも、はるかに少ない時間と労力で目当てのカードにたどり着くことができますから。