【失敗談】カラオケで盛り上げようとしたけどスベってしまったケースを3つ紹介します。

失敗談シリーズ

カラオケというものは大きく分けて2種類あります。

一つは「歌いたい歌を歌えるカラオケ」
もう一つは「周りに配慮して選曲をしなければならないカラオケ」

この「周りに配慮するカラオケ」での選曲が非常に難しい!

毎回何を歌うべきか悩んでいる方、結構多いと思います。

気心の知れたメンツで行く場合は、基本何を歌っても問題はありません。
しかし会社の飲み会や、接待で行くカラオケはそうもいきませんよね。

●歌いたい人には気持ちよく歌ってもらいたい。
●でも、自分だけ歌っていると思われたくない人への配慮として少しは自分も歌わなければいけない…
●せっかく歌うんだから、みんなが楽しめる曲を歌いたい…
などなど色々考えてしまいがちです。

もちろん、この「カラオケでの盛り上がる曲選び」から解放される方法もいくつかあります。
①何が有っても歌わないキャラを確立する。
②タンバリン芸を身に付けて歌わないポジションを勝ち取る。
③行かない。
など

私はカラオケに強制的に参加することを推奨する人間ではないので、そもそもカラオケが嫌いな方は無理に付き合わなくてもいいと思っています。

ただ「この場を盛り上げてみんなを楽しませたい!!」という方も、もちろんいるはずです。

「歌いたくないわけではないんだけど、盛り上がる選曲がわからない」

こう言った悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、私が「カラオケで間違いなく盛り上がる!」と思ったのに、結果的にスベってしまったエピソードをご紹介します。
この記事を読んで「盛り上げようと思ったのに自爆」というようなことが起こらなくなれば幸いです。

1.高い声出るんだぜアピールをしてはいけない

「キーが高くて難しいと言われている曲」を伸びやかなハイトーンで聞かせれば絶対に盛り上がる!

と勘違いしていた私は、カラオケに行くと「ゆず」や「ラルク」の曲を原キーで歌ってドヤっていました。

結果は「お、おう。なんか必死だね」というリアクションをされて終了。

当時の私には、なぜ盛り上がらなかったのか全然わかりませんでした。

一発ギャグとかはスベっても、その場でシーンとなって終わりです。
ただ、カラオケの場合は曲を歌い終わるまでスベり続けます。
スベっているのが分かっているのに、スベる行為を継続しなければいけません。

おまけに、周りはそんなに気にしていなくても、本人は「絶対に盛り上がる!」という気持ちで歌い始めています。
歌い始めでスベったことを確信した場合、針のむしろに座らされたまま歌い続けなければいけなくなりますし、途中で降りるわけにもいかなくなります。

「スベったからやめまーす」とか言って演奏中止できる人は、そもそもこんな悩みは抱えていないでしょうしね。

ちなみに、ハイトーンを聞かせても「お、おう」と言われない人は、そもそも何を歌っても惹かれる人なので僕たちのことはそっとしておいてください。

つまり、「おれ高い声出るんだぜ自慢」は文字通りただの自慢であって、聞き手のことを一切考えていないので盛り上がりません。

「おれの歌を聞け!」が通じるのはバサラだけです。

ただ、例えば「もしかしてだけど」などのふざけている曲を原キーで完璧に歌えるとかなら、そもそも曲が面白いので盛り上がります。

ただのハイトーン自慢は自分本位なだけなので、もしハイトーンを活かすのであらば、ふざけてる曲でギャップを狙ってください。

2.ネタなのかガチなのか微妙な歌はリアクションに困る

ただのハイトーン自慢は盛り上がらないと反省した私は、次の作戦に移りました。

それは「ハイトーンを活かしてネタに走る」という作戦です。

そこで「これは100%盛り上がる」という確信のもとに選んだ3曲がこちら。

「勇者王誕生!-集大成神話(ギャザリングマイソロジー)ヴァージョン」
「キングゲイナー・オーバー!」
「ペガサス幻想」
※3曲とも、とてもいい曲なのでiTunes Storeなどで探してみてください。

私がこの曲で盛り上がると確信した根拠は以下になります。
①比較的明るい曲である
②比較的アップテンポな曲である
③叫ぶ

そもそも私がこの曲を好きになった経緯が「知人がカラオケで完璧に歌っていた」というものでした。
なので私もこの曲を完璧に歌い上げれば「お前おもしれーなー!」ぐらいにはなると確信していたのです。

そして、これらの曲をカラオケで歌った際に言われた言葉がこちら

「…お疲れ!」

さて、何がいけなかったのか
①誰も知らない曲だった。
②盛り上げるために歌っているのか、好きな曲を熱唱してるだけなのか分かりづらかった。
③叫んだ。

つまり盛り上げるためにネタに走っても、ネタだと分かってもらえなければ、聞いている人はリアクションに困るだけなんですね。

これを「ネタでやっている」と、分かってくれている人たちにはウケます。
実際に元ネタを知っている人の前では、上の3曲は鉄板ネタです。

ただ、私がどういう人間なのか知らない人たちの前で、いきなりこういう曲を熱唱すると引かれちゃうんですね。

なので、接待カラオケでネタに走る際は「わかりやすさ」にも配慮できると、自爆しないで済みます。

3.ラップを完コピしたらカッコつけてると思われる

「ネタに走るならば、わかりやすく」と反省した私は次の作戦に出ます。

その名も「ラップの部分を完璧に真似る大作戦」

数年前、大流行していた曲は間奏の部分にラップが入っていました。

ラップの部分は、早口だったり、リズムの取り方だったり、息継ぎだったりが難しいので、完璧に真似るのは難しいです。

そこに私は目をつけました。

1曲だけでもラップの部分を真似できれば「こいつラップ完コピしてるよwwwウケるwwww」となるはず。

それから猛練習が始まります。
普通に歌を覚える時の10倍は苦労しました。

そして、カラオケで披露。

その時に言われた言葉がこちら

「お前自分のことカッコイイと思ってるだろ」
「私の好きな曲を汚すな」
などなど(笑)

盛り上げるためにネタに走ったつもりなのに、カッコつけてると誤解されてしまいました。

今回の反省点も前回と似ています。
それは「誰もが知っている曲だけど、ネタなのかカッコつけてるのかわかりづらかった」
というところに尽きます。

盛り上げるには、わかりやすくなければいけません。
みんなを楽しませるために難しい曲にチャレンジしたのに、わかりにくいと逆効果になってしまいます。
私はこれで何度も失敗しました。

重複しますが、カラオケでみんなに盛り上がってもらうためには「わかりやすさ」が大切です。

ちなみに、ラップを完璧に歌いこなせてカッコイイと思われる人は、そもそも何を歌ってもカッコイイ人なので僕たちのことはそっとしておいてください。

4.まとめ

「じゃあ逆に何が盛り上がるんだよ」

というところですが、私の経験上モノマネはウケやすいです。

みんなが知っている曲をモノマネしたら、盛り上げようとしていることが伝わりやすいでしょう。

あまり知られていない曲でも、モノマネならなんとかなります。

「元ネタは知らないけど、なんか面白い」という経験は誰しもあるじゃないですか。

それを狙います。

つまり、モノマネはわかりやすいんです。

元ネタは知らなくてもネタに走っているのがわかれば「不器用なりにも盛り上げようとしているんだな」ということが伝わります。

もしスベっても、盛り上げようとしたのが伝われば充分ですからね。

と、いうわけで、私の失敗談をもとにカラオケでスベるパターンを紹介してみました。

「盛り上げたいけど、選曲が難しい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。