ラウンジをハシゴしながら格差を感じた話
先日、中国のとある空港に行きました。
空港でクレジットカードがことごとく使えなかったために、私はお腹を空かせて国際線ターミナルをさまよっていました。
チケットカウンターがようやく受付を開始し、満を持してイミグレを通過した私。
現金が無い。カードも使えない。
しかし、私には「プライオリティ・パス」がある。
「プライオリティ・パス」とは、国際線利用時に空港にある指定のラウンジを利用できるカードです。
というわけで、私はこの飢えを凌ぐべく、ラウンジに一目散に駆け込みました。
1.ショボかった
保安検査場を通過してすぐ、空港スタッフに「プライオリティ・パス」を見せたら、ラウンジの場所を教えてくれました。
すると、何とも豪華な入り口とカウンターが備え
られているではありませんか。
「さすがプライオリティ・パスだぜ!」
と、思ったら「それは隣のラウンジです」と案内されました。
どうやらこっちはスターアライアンスのラウンジだったようです。
そして改めて案内された方のラウンジはというと、もうめっちゃショボい。
●受付の人やる気ない
●コックは携帯いじってる
●いつ作ったか解らない料理がラップしてある
●全体的に汚い
つまりカップラーメンぐらいしか食べるものが無いという状況。
お腹が空いていたので、カップ麺は美味しくいただいたのですが、自分で勝手にハードルを上げていただけあって、何とも物足りない気分。
そこで私は思い立ちました。
「そうだスカイチームのラウンジに行こう」
2.ラウンジをハシゴ
今回はスカイチームの飛行機を利用していた訳ではありません。
ですが、ゴールドメダリオンの会員証を見せればきっとスカイチームのラウンジに入れると思いたち突撃してみました。
スカイチームのラウンジに到着。
ゴールドメダリオンの会員証(iPhone)を見せて「スカイチームじゃないけどゴールドメダリオンだから入れるよね!」と言ったら渋々入れてくれました。
さて、先ほどカップラーメンのみで不完全燃焼だった私は「何があるかな〜」と物色してみることに。
カップラーメンと…
カップラーメンと…
カップラーメンしかない(´・ω・`)
さすがに追いカップラーメンはする気になれなかったので、ここではコーヒーだけ頂きました。
3.ラウンジ格差
ラウンジに入れるようになってからは、「あちゃー空港に早く着いちまったな。でも俺ラウンジ入れるし」というように悦に入っていました。
ところが、いざ「プライオリティ・パス」を手に入れて色々な空港のラウンジに行ってみると、もっと格上のラウンジがあるということに気付きます。
例えば北京空港の国際線ターミナル。
ここでは「プライオリティ・パス」で入れるラウンジでも、たいへん豪華です。
ただ、空港によっては「プライオリティ・パス」では、ショボいラウンジにしか入れないという事もあるということなんですね。
そもそも「プライオリティ・パス」で入れるラウンジが無い場合もあります。
私のように「ドヤ顔でラウンジに入ってみたらカップラーメンしか食べられなかった」というケースもありますし。笑
今回は1人でしたが、もしもツレがいたら正直赤っ恥をかくクオリティでした。
こうなるとやはり、SFCかJGCが欲しくなってくるところですね。
今回を通して、まだまだ「プライオリティ・パス」だけではドヤれないなぁと、一つ大人になることができました。
4.まとめ
私は成田空港でも、デルタ航空が運営するラウンジと、「プライオリティ・パス」で入れるラウンジを利用してみました。
やはりクオリティは全然違います。
もちろん北京空港のように、「プライオリティ・パス」だけで素晴らしいラウンジに入れる場合もあります。
利用する空港のラウンジがどういった感じなのか予め調べておければ、ツレがいた場合にも恥をかかないで済みます。
しかしこうなったら、「プライオリティ・パス」では入れないANAやJALのラウンジにも入れるようになりたいものです。
ドラクエで言うと、まだこの(ラウンジの)扉を開ける鍵を持っていない。と言ったところでしょうか。
強くなって出直したいと思います。