Macの選び方。iMacもMacBookもAirもProも試してみた感想を書きます。

Apple

あしかー。ぽるねむ君です。

これからMacを使ってみたい方。
Macには色々な種類があるので、どうやって選べばいいか分かりませんよね。

かく言う私も色々なMacを試してみたました…

●MacBook Air(Retinaじゃないやつ)
●MacBook(12インチのやつ)
●MacBook Pro 13インチ
●MacBook Pro 15インチ
●MacBook Air(2018年発売モデル)
●MacBook Pro 16インチ
●iMac 27インチ

買っては売ってを繰り返し、それぞれがどんな用途に向いているのかが、だいたい分かってきました。だいぶお金が掛かりましたが(´・ω・`)

そこで2020年現在、それぞれのMacがどういう用途に向いているのかをまとめてみました。
ぜひこの記事を通して、自分にあったMacと出逢っていただけたらと思います。

目次

大は小を兼ねない

まず初めに大事なことは、Macを買う時は「念のためスペックが高いのを買っておく」ということをしない方が良いです。

Macを買う時はテンションが上がっています。
「やりたい事が増えるかもしれないし高いの買っておこう」
こう思いがちです。

ですが、大体の場合やりたい事は増えずにオーバースペックに後悔します。

何故やりたい事が増えないのか?

それはMacを大事に使おうとするあまり、必要以上の作業をやらないからです。
必要以上に高スペックなMacを買ってしまうと、Macの寿命を長くすることに意識が向きすぎて、Macに負荷を掛けることに精神的にブレーキが掛かるわけです。

なので、往々にして「やりたい事が増える」という事には結果的にならないケースが多いです。
こうなるとMacのスペックも活かせないし、お金も無駄になって良い事無しです。

「これをやるためにこのスペックのMacを買う!」というのが理想なんですが、そんなに簡単ではありません。

この記事を通して、是非「今の自分に合ったMac」と出逢って下さい。

MacBook Air(2020モデル)


「MacBook Air」と呼ばれるラップトップ(ノートパソコン)があります。

この「MacBook Air」は新しい方と古い方があります。

今ではあえて古い方を買う方が大変なので、ここでは新しいMacBook Airだけ紹介します。

MacBook Airは2020年3月現在発売されているMacの中で一番安いMacです。

お値段は「104,800円(税別)から」です。

値段が安い分できることは限られている訳ですが、ぶっちゃけ大体のことは余裕でできます。

●テキストを書く(文字やコードなど)
●ネットサーフィンする
●YouTubeを見る
●写真を管理する
これぐらいなら問題なく動作します。

しかし…
●画像編集する
●動画編集する
…こういう用途にはスペック不足です。

例えば、ブロガーになる方は、この1番安いMacBook Airで充分です。
ただしブログに貼る写真に凝る場合は、もう少しスペックが高い方が良いでしょう。

プログラミングも充分にできると言われています。
(私がプログラミングをやらないので明言はできません…)

一つ気を付けて欲しいのは、新しいMacBook Airでも2019年までのモデルと2020年からのモデルはキーボードが違います。

2019年までに発売されたMacBook Airは「butterfly keyboard」を採用していました。
これは賛否両論ありましたが「打ちづらい」という批判的な声が多かったんです。

2020年に発売されたMacBook Airは「Magic keyboard」を搭載しています。
個人的にも「Magic Keyboard」の方が打ちやすいので、できれば新しいモデルを選ぶことをオススメします。

ちなみに、Kindleなどの電子書籍を利用する方はiPadをオススメします。
Macだとサクサク動かないので読みづらいです。

MacBook Pro 13インチ


MacBook Pro 13インチはMacBook Airとほとんど同じサイズでスペックが高めになっています。

注文時にカスタマイズすることで、スペックをガンガン上げることができます。

MacBook Airでは少し荷が重かった画像編集なんかはサクサクできるようになります。

お値段は「139,800円(税別)から」となっており、一番安いMacBook Airよりも35,000円高くなっています。

MacBook Airと比較すると「画像編集や写真の現像もできるスペック」と「Touch Bar」が大きな違いです。

ただ、Touch Barも賛否両論あって「無い方が良かった」という意見さえあります。
なので、そこまで高スペックを求めない人は、MacBook Airをカスタマイズした方が快適な作業環境を作れるかもしれません。

2020年3月現在は、MacBook Pro13インチのキーボードは「butterfly keyboard」になっているので注意してください。

「Magic Keyboard」搭載のMacBook Pro13インチが出るはずなので、待った方が良いでしょう。
待てない人はMacBook Airをカスタマイズして使った方が快適にkeyboardを打てるはずです。

MacBook Pro 16インチ


Macのラップトップの中で、最高峰のスペックを誇るのが「MacBook Pro 16インチ」です。

もともと15インチで充分画面がデカかったのが、更に大きくなって発売されたのが16インチモデルです。

お値段は「248,800円(税別)から」です。

ここまで来ると何でもできて、動画編集も出来るようになります。

ただし、その分パソコンが熱くなりやすいので定期的にパソコンを休ませてあげなければいけなくなります。なのでMac book Proの熱さと相談して、1時間に1回ぐらい作業を中断して冷ましてあげなければいけません。

そしてデカさと重さが負担になってきます。

MacBook Pro16インチを買ったばかりの頃は、このデカさと重さが愛おしいのですが、慣れてくるとストレスになってきます。
たとえリュックに入れてもマジで重い。

なのでぶっちゃけMacBook Pro16インチは、iMacで動画編集する人のサブ機という位置付けになると思います。

動画編集をやらないのであれば13インチで充分です。
動画編集をメインでやるのであれば、次に紹介するiMacが良いでしょう。

iMac(21.5インチ,27インチ)


iMacはデスクトップ型のMacです。

お値段は21.5インチは「142,800円(税別)から」です。
もっと安いモデルがありますが、そちらは「Retinaディスプレイ非搭載」なので割愛します。
MacにRetinaが無いなんて、ファンネルを装備していないキュベレイぐらいナンセンスです。

27インチのiMacはお値段「198,800円(税別)から」で、購入できます。

iMacがMacBookシリーズに比べて劣っているのは「持ち運べない」ぐらいかなと思います。

特に大きなメリットは…
●画面がデカイ
●MacBookに比べて安い
●あまり熱くならない
●メモリ増設できる(27インチ)
…こんな感じです。

例えばYouTubeなどの動画編集をする場合…
●画面がデカイと編集がしやすい
●本体が熱くならないので、数時間ぶっ通しで作業できる
というのは、とても大事なことです。

動画編集に限らず高い処理能力を必要とする作業は、MacBook Proだと本体が熱くなってしまいがちなので、ぶっ通しで作業できないんですね。

作業中にMacを冷ます必要がない分、iMacは作業効率が高いと言えます。

21.5インチと27インチのiMacを比べて、コスパが良いのは27インチです。

私も27インチのiMacを使っていますしオススメです。

何故なら27インチのiMacは「購入後にメモリを増設」できるからです。

Macは、MacBookシリーズもiMacも購入後にスペックを高めることができません。
iPhoneも容量を購入時に選ばなきゃいけませんよね。

「64GBのiPhoneにしたら容量が少な過ぎて失敗した」なんて事があるように、Macでも同じ事が起きます。

Macのストレージ(容量)は、外付けのHDやSSDを付ければ補えますが、CPUを強化したりメモリは増設することができません。

CPUとメモリをスパロボのマップ兵器で例えると…
●CPU=攻撃力
●メモリ=射程
…です。

マップ兵器を打つ時に、攻撃力(CPU)が高いとダメージを多く与えられますが、射程(メモリ)が狭いと多くの機体を巻き込めません。
逆に射程(メモリ)が広くて多くの敵を巻き込めても、攻撃力(CPU)が低いと大した戦果にはなりません。

この様にMacでも作業内容によって、程よくCPUとメモリのバランスが合っていなければいけないんですが、CPUもメモリもスペックを上げようとすると、値段がめっちゃ高くなります。

しかし、27インチのiMacならメモリに限り市販の安いメモリを取り付けることができます。

↓27インチのiMacに増設できるメモリ(クリックするとAmazonに飛びます)

CPUは購入時に決めなければいけないので、後悔の無いように選んでください。
動画編集するなら無理してでもCPUの性能を上げておくことをオススメします。
CPUがパワー不足だと、編集画面がカクついてストレスが溜まりますから。

整備済製品について

Appleの公式サイトでは「整備済製品」というものが販売されています。

ここでは、何らかの理由で返品などを受けた製品が新品同様の状態で再販されています。

「整備済製品」は、「新品同様」でありながら「新品ではない」ので、値段が安くなっています。

整備済製品は新品に比べて、だいたい15%割引されています。
10万円でも15,000円割引。20万円のMacなら30,000円引きです。
かなりお得ですね。

しかも「整備済製品」は下取りに出す時に大きく減額されません。
「減額無し」のケースもあれば、「3,000円減額」のケースもありました。
たとえ下取りの時に「3,000円減額」されたとしても、購入時の割引額と比べても得ですよね。

整備済み製品はタイミングによって品揃えが変わるので、目当のMacが表示されていない場合は頻繁にチェックしてみましょう。

まとめ

Macの選び方をまとめると…

①MacBook Air(2020年モデル)で充分なケース
●Macを使ってみたい
●テキストを書きたい(資料作成など)
●ワードプレスを使いたい(ブログなど)

②MacBook Pro13インチをオススメするケース
●ブログの写真に凝りたい
●画像編集やiMovieを使いたい
●Macを常に持ち運ぶ

③MacBook Pro16インチをオススメするケース
●大画面で作業したい
●Macを持ち運ぶ事が少ない
●iMacのサブ機として動画編集したい

④iMacをオススメするケース
●ガッツリ動画編集をする
●長時間高負荷の作業をする
●Macを持ち運ぶ必要がない

こんな感じですね。

正直16インチのMacBook Proはコスパが悪いです。
画面の大きさは慣れますが、Macが熱くなって作業を中断せざるを得ないのは、どうしようもありません。
どうせ高負荷の作業を行うのであればiMacで熱を気にせず作業したほうが効率が良いです。
iMacの27インチは、MacBook Pro16インチよりも安いですしね。

iMacが必要なほど高負荷な作業をしないのであれば、MacBook AirやMacBook Pro13インチで充分です。

あとはMacを使ってみて「これじゃないな」と思ったら、返品するのもありです。
Apple Storeで購入した製品は2週間以内ならノーリスクで返品できます。

例えばMacBook Airを使ってみて「スペックが足りねー!」となったら、返品してカスタマイズするか、「MacBook Pro 13インチ」を購入することもできます。

Macは、ある程度使ってみないと、自分の作業内容と合っているかどうか解らない部分も多々あります。
ただ、やはり高価な買い物なので失敗は避けたいですよね。

この記事が、読者の皆様にとって少しでも自分にあったMacと出逢えるキッカケになれば幸いです。