【VISA】三井住友プラチナカードはアメプラのサブカードになり得るか
こんにちわ。ぽるねむ君です。
私は大変なプロパーカード信者です。提携カードなどもってのほか。
何故なら持っているカードは…
●アメプラ(デルタを先日解約)
●JCBゴールド
●三井住友ゴールド
…生粋のプロパーカードマンですよね?
ただ、そんな私がふと我に返ってしまいました。
「ひょっとして、三井住友カードはプラチナにする必要ないかもしれない…」
なぜなら、私がメインカードとして使っているアメプラと特典が被っているからです。
ただ「三井住友プラチナカードを持っている」という所有感は欲しい。でもそのために年会費50,000円も払うか?という葛藤が始まってしまいました。
そこで今回は、アメプラを持っている人が「三井住友ゴールドをプラチナまで育てる必要があるかどうか」を考察してみたいと思います。
1.プラチナの主な特徴
まず冒頭でも少し触れましたが、三井住友プラチナカードの年会費は54,000円(税込:8%)です。
年会費が高い分、特典が充実しているかどうかが見所ですね。
ところでプラチナカードは三井住友カードでは必殺の「マイペイス・リボでの割引」がありません。
あるにはあるんですが、頑張っても年会費は1,000円しか割り引くことはできません。
例えば「三井住友ゴールド」の年会費は本来「10,800円(税込:8%)」です。
これを、マイペイス・リボとWeb明細に登録することによって「4,320円(税込:8%)」にまで下げることができます。
ゴールドカードなら年会費が半額以下になります。
JCBゴールドの年会費は10,800円(税込:8%)で割引はありません。
三井住友ゴールドは素晴らしくコスパの良いゴールドカードなんですね。
一方、三井住友プラチナカードは頑張っても年会費52,920円(税込:8%)となります。
ポイント還元率はどうでしょうか?
ポイント還元率は0.5%。マイペイスリボの利用で1%なので、三井住友ゴールドの時と変わりません。
ポイントの有効期限は4年です。こちらはゴールドカードで2年なので、2年間伸びることになります。
三井住友プラチナカードには「メンバーズセレクション(メンセレ)」があります。
メンセレとは年に1回、欲しい特典を選んで提供してもらうサービスです。
メンセレの主な特典は…
●プライオリティ・パス
●医療の相談
●名産品
●その他アイテム
…と、なっています。
他のプラチナクラスだと「プライオリティ・パス」はそのまま付いてきますが、三井住友プラチナカードではメンセレを通して選ぶことになります。
あとは「コンシェルジュサービス」や「プラチナグルメクーポン(レストランで1人無料)」などの、プラチナクラスの特典が付いています。
ラウンジに関しては、「USJの三井住友カードラウンジ」と「東京駅の大丸東京のラウンジ」、「名古屋のSMBCパーク 栄」が利用できますね。
主な特典はこんな感じです。
2.アメプラと被っていない特典
さて、前提として私の場合はアメプラがメインカードです。
「三井住友プラチナカードが必要かどうか」の線引きは、「アメプラに無い特典がどれくらいあるか」しだいになります。
三井住友プラチナカードに有って、アメプラに無い特典。
それは「メンセレ」と「街中ラウンジ」ですね。
「メンセレ」に関しては、アメプラの方でプライオリティ・パスを貰えるので(しかも2人まで無料で入れるバーション)、選択肢を絞ることができます。
「街中ラウンジ」とは、空港ではなく「街中」にあるラウンジのことです。
そう。三井住友プラチナカードがあれば、アメックスホルダーが羨む、あの「街中ラウンジ」が使えるんです!
アメックスで「街中ラウンジ」を利用しようと思ったら…
●年会費33,480円(税込:8%)以上のビジネスカード発行
●月会費21,600円(税込:8%)が掛かる
…こうなります。
アメックスの方は「ミーティング・スクエア」というサービスで帝国ホテルのラウンジが使えるんですが、月会費が21,600円もします。年会費じゃないですよ。
なのでハードルがむっちゃ高い訳です。
三井住友プラチナカードなら、カードの年会費さえ払えば「街中ラウンジ」が利用できるので、これはアメプラでもカバーできない、非常に素晴らしい特典になります。
3.メンセレとラウンジのコスパ
ここまでの流れを要約すると、メンセレと街中ラウンジのために年会費54,000円(税込:8%)を払えるかどうか。ということになります。
まず、メンセレのコスパを考えてみましょう。
メンセレの特典の価値はだいたい1万円ぐらいと言われています。
では、残りの4万円をラウンジに割り振ってみましょう。
●月に1回(年12回)の利用で:1回3,000円
●月に2回(年24回)の利用で:1回1,666円
●月に4回(週1回)の利用で:1回833円
…こんな感じでしょうか。
大丸東京のラウンジなら家族会員も一緒に入れます。
三井住友プラチナカードの家族カードは無料で作れるので、家族会員が増えるほど上の料金がどんどん安くなるわけですね。
例えば「大丸東京のラウンジを月に1回」の利用でも、家族4人で使えば1人当たり750円ですから、ルノアールに入るよりコスパが良いとも取れます。
あれ、悪くない数字じゃないですか?笑
新幹線の利用などで東京駅に頻繁に行く用事のある方なら、ラウンジ目的で三井住友プラチナカードを持っても良いかもしれません。
4.まとめ
三井住友住友プラチナカードは、年会費54,000円(税込:8%)で持てる特典が豊富なクレジットカードです。
毎年豪華な特典から1つ選ぶ「メンセレ」と大丸東京などの「街中ラウンジ」の利用だけでも、割と悪くないコストパフォーマンスを発揮します。
今回考察した通り、メインカードがアメプラの様な「ベネフィットおばけ」だったとしても、足りないところを補ってくれます。
サブカードでもコスパ良好なんですから、メインカードとして使い倒せば「三井住友プラチナカード」のコストパフォーマンスはさらに増すでしょう。
なんと言っても「国際ブランドがVISA」ですからね。
クセの無い万能なクレジットカードと言えます。
メインカードとしても、サブカードとしてでも素晴らしい働きをする「三井住友プラチナカード」。ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
公式サイトから直接申込ができますが、「審査に自信が無い」という方は「ゴールドカード」から進化させる手もありますので、ぜひチャレンジしてみてください。