【筋トレ】腕立て10回もできなかったヒョロガリが、1ヶ月で30回できるようになった方法

筋トレ

あしかー。ぽるねむ君です。

私は小さい頃から運動を全くしない人間だったためか、25歳の時「腕立て伏せ10回」すらできませんでした。

もちろん体型はヒョロガリです。

それが筋トレに対する考え方を変えることによって、1ヶ月で「腕立て伏せ30回」できるようになりました。

今回は、腕立て伏せを連続で10回すらできなかった私が、たった1ヶ月で30回できるようになった方法を紹介したいと思います。

毎日1回ずつ増やすだけ

方法は簡単です。

毎日腕立て伏せを行う回数を1回ずつ増やすだけです。

「こいつ超回復も知らねーのか読む価値なし」と、思った方はちゃんと説明するのでもう少し待ってください。

例えば、1月1日に筋トレを開始したとしましょう。

●1月1日:腕立て1回
●1月2日:腕立て2回
●1月3日:腕立て3回
…と、続けていって

●1月28日:腕立て28回
●1月29日:腕立て29回
●1月30日:腕立て30回達成
…ということです。

昨日より1回だけ多くやれば良いだけです。

最初の5日間ぐらいは、正直物足りないです。

それでも我慢して決められた回数だけやってください。

10日もすればキツくなってきます。

回数が増えてきて辛くなってきても、「昨日できたことを今日はあと1回増やせばいいだけ」。

こう考ることでモチベーションを維持しつつ続けられるという作戦です。

超回復は無視

この際、「超回復」は無視してください。

「超回復」というのは、「筋トレは毎日しないで2日〜3日おきにやると効果が高いよ」という概念です。

つまり2日〜3日の間に筋肉が「超回復」するということですね。

私が今回紹介する方法は、「毎日」腕立て伏せをやることになるので、この「超回復」を完全に無視したプランです。

なぜ無視するのか?

それは「超回復」してる間に、モチベーションが「超激減」するからです。

私の個人的な意見としては、筋トレが続かない原因の一つは、「せっかく筋トレのモチベーションが高まったのに、超回復のために休んでる2〜3日でやる気がなくなる」という所にあると思っています。

筋トレの効果を最大限引き出すためには「超回復」というものは必要不可欠です。

ただ、「筋トレを習慣化する」という目的の前では「超回復」は邪魔になる場合があります。

腕立てを毎日やっても、ジョン博士に出会う前のジャックハンマーみたいなことにはならないので、安心してください。

筋トレは継続が命です。なので、習慣化できるまでは毎日やることをおススメします。

質は考えない

腕立て伏せ10回を越えるとどんどんキツくなってきます。

たとえ「昨日より1回だけ多くやる」と言っても連続でやるとなると、もちろん相当キツイです。

筋肉痛も出始めてきます。

ただ、一番大事なことは「続けること」と、「ほんの少しでも前に進むこと」です。

なので、顎が床につくほど沈めなくても構いません。

たった1ヶ月で腕立て10回もできなかった人が30回できるようになるのですから、できなくて当然です。

つまり腕立て伏せの「深さ」については言及しないので、浅くてもとにかく「昨日より1回だけ多く」回数をこなしてください。

腕立て伏せの質は、あとでいくらでも高めることができます。

むしろ、質にこだわりすぎてモチベーションが下がって辞めてしまうとそこで終りです。

しつこいようですが、大事なのは「続けること」と、「ほんの少しでも前に進むこと」です。

1ヶ月間ただひたすら、「昨日より1回だけ多く」腕立て伏せをするだけでいいんです。

質を高めるのは2ヶ月目から

1ヶ月間毎日腕立て伏せをしたら、すでにヒョロガリではなくなっているはずです。

そして「腕立て伏せをする」という行為に慣れます。

これが一番大事です。

2ヶ月目からは、質を高めてもいいし回数を増やしてもいいです。

例えば「質を高める」場合…
●2月1日:床に顎を付けて1回、適当に29回
●2月2日:床に顎を付けて2回、適当に28回
●2月3日:床に顎を付けて3回、適当に27回
…と、質を塗り替えていきます。

そして「回数を増やす」場合は…
●2月1日:1セット30回、2セット目1回
●2月2日:1セット30回、2セット目2回
●2月3日:1セット30回、2セット目3回
…と、2セット目を「昨日より1回だけ」増やしていきます。

このどちらのメニューも、「昨日より1回多くやる」だけです。

私は3ヶ月かけて30回3セットできるようになりました。

別に顎が床につくほど深く下げていません。

ただ、筋トレの習慣化は達成できました。

習慣化ができたら、「超回復」を利用した「量より質」のメニューに切り替えられます。

3ヶ月間毎日腕立て伏せをやったので「筋トレをすること」が、すでに生活の1部になっていますからね。

これなら「超回復」のために2〜3日筋トレする日が空いても、モチベーションが下がらずに続けることができます。

まとめ

筋トレの効果を最大限発揮するやり方は、科学的に研究されているので、その通りにやればいいと思います。

ただ、「筋トレを続ける方法」は人それぞれです。

ジムに行くことでモチベーションが上がる人もいれば、ジムに入会すると家で筋トレするのがもったいなくなり、習慣化に失敗する人もいます。

冒頭でも書いたとおり、私はもともと腕立て伏せを10回もできませんでした。

ただ、「昨日より1回だけ多く」腕立て伏せを続けていくうちに、胸板と二の腕が見違えるほど太くなりました。もちろん最初に比べればの話ですが。

「筋トレしなきゃ」と思っても続かない方は、ぜひこの方法を試してみてください。

「昨日より1回だけ多く」

たったこれだけを毎日続けるだけですから。