【VISA】ポイント2倍って、つまり何%?

VISA クレジットカード

こぶにちわ。ぽるねむ君です。

今ではクレジットカードやコード決済では、何かしらのキャンペーンを常に行っている印象ですね。

ポイントアップやキャッシュバックが、それに当たります。

さて、ここで気になるのが「ポイント○倍キャンペーン」の様な例です。

クレジットカードのポイント制度は複雑なので、一体これが何%になるのか、分かりづらいケースがあります。

今回は三井住友カードで行っている「好きなお店でポイント2倍キャンペーン」を基に、ポイント○倍キャンペーンのメカニズムを解いていきたいと思います。


1.基準は基本還元率

クレジットカードにおける「ポイント○倍キャンペーン」は、基本還元率を基準に計算されます。

クレジットカードの中には色々な条件をクリアすることによって、ポイント還元率を上げる事ができるカードがあります。

例えば三井住友カード。

三井住友カードの基本還元率は0.5%ですが、リボ払いに登録すると、還元率が1%になります。

JCBカードのオリジナルシリーズも、基本還元率は0.5%です。同じように、様々な条件を組み合わせて還元率をアップさせることができます。

一方、アメリカンエキスプレス(アメックス)の様に、最初から無条件で還元率が1%のカードもあります。
つまりアメックスは、基本還元率1%のカード。ということになります。

このように、クレジットカードに設定されている基本還元率というのは、それぞれ多種多様であると言えます。


2.三井住友のポイント2倍は?

では冒頭で紹介した、三井住友カードで行っている「好きなお店でポイント2倍キャンペーン」は、還元率何%になるのでしょうか?

三井住友カードの基本還元率は0.5%でしたね。
これの2倍になるので、つまりプラス0.5が加算されます。

先程、「三井住友カードはリボ払いで還元率が1%になる」という話をしましたね。

これもつまり、プラス0.5%(2倍)が加算されたというわけです。

つまりこうなります。
●基本還元率は0.5%
●リボ払いでプラス0.5%
●キャンペーンでプラス0.5%
…合計で1.5%になる。
ということです。

普段から三井住友カードを使っていたからしたら、「リボ払いを駆使した還元率1%」に慣れているので「2倍=2%」と、勘違いしてしまいガチです。

倍率は基本還元率に掛けられるので、実はそれほど還元率がアップしないという結果になってしまうんです。

(好きなお店でポイント2倍キャンペーンはプロパーカードのみが対象です。ANAカードなどの提携カードは対象外になっています)


3.アメックスの場合

ちなみにアメックスの場合は、基本還元率が1%です。

アメックスでも、条件を満たせば「ポイント還元率アップ」と言ったプログラムがあります。

例えばアメックスでは、条件を満たすことで還元率が3倍になります。

アメックスの基本還元率は1%なので、3%になるということです。

正真正銘3倍ですから、ポイントがモリモリ貯まるようになります。

詳しくはこちら↓

【AMEX】メンバーシップ・リワード・プラスの解説


4.まとめ

「ポイント○倍!」と謳っているキャンペーンは結構ありますが、基本還元率が何%だったかを忘れないようにしてください。

例えば三井住友カードとかは、リボ払いにさえ設定しておけば、慢性的に還元率は1%になります。

そのノリで「ポイント2倍!」と言われると、「2%!マジか!」とぬか喜びしてしまいますからね。

「私がそうでした」

高還元率だと勘違いして、サブカードを使っていたら実は勘違いだった…
なんてことにならないようにしましょう。

「そうです。私のことです」

とは言え、もともと使っていたカードの還元率なら、たとえ0.1%でも上がってくれたら嬉しいものです。

ぜひ保有しているカードの基本還元率をしっかりと把握して、増税対策にポイ活にと役立ててくださいね。