【週刊ぽるねむ 増刊号】クラブ33の利用ができなくなったJCBザ・クラス。修行する価値はあるのか。

クレジットカード 週刊ぽるねむ

JCBプロパーカードのブラックカードである「JCBザ・クラス」。

ディズニーランドの「クラブ33」と言う秘密のレストランに入れるという唯一無二のメリットを持ったカードだったんですが、2019年7月からその特典が使えなくなります。

「JCBザ・クラス」はインビテーションが来て初めて発行できる、取得難易度の高いクレジットカードです。

そのため、最短でも「JCBゴールド」や「JCBプラチナ」で300万円以上の決済を積み上げなければいけません。

しかも、JCBのプロパーカードはポイント還元率がいまいちなので、「ザ・クラス」を目指すにはポイントを効率よく貯めることを諦めなければいけません。

この「クラブ33」に行ってみたいがために、ポイントも他のカードを育てることも諦めJCBに愛を注ぎ込んできた方が大多数だったことでしょう。

さて、「JCBザ・クラス」を発行しても「クラブ33」に行けなくなった今、JCBのプロパーカードを育てる意味があるのか。

というわけで「JCBの枠も増えたことだしこれからザ・クラス目指して頑張るぞ〜」と、意気込んだ矢先にこういうことになった不幸な私が、それでも「ザ・クラス」取得を目指すかどうか、ブログを書きながら考えてみたいと思います。

1.ザ・クラスの特典をおさらい

そもそも年会費が安いですね。

ブラックカードでありながら、年会費54,000円(税込)は安いです。

例えばアメックス・プラチナは年会費140,400円(税込)ですが、カードの取得難易度で見たら「JCB ザ・クラス」の方がはるかに高くなっています。

維持する難易度はアメプラの方が断然高いですが…

年会費が3倍するアメプラと比べた場合、「ザ・クラス」の方が年会費は安いわ希少性は高いわで、コストパフォーマンスに非常に優れているのは確かです。

代表的な特典は以下のとおり
●毎年25,000円相当のプレゼントがもらえる
●プライオリティ・パスはプレステージ会員でかつ、同伴者1名も無料
●24時間対応のコンシェルジュが使える。しかも評価が高い。
●ディズニーランドとディズニー・シー。そしてUSJのラウンジが使える
●高級レストランのコース料金1名無料
などなど

その他、海外旅行保険などはもちろん、クレジットカードに付帯している便利な特典はほとんど網羅されています。

これで年会費54,000円(税込)は、安い。

ただ、その代わりポイントの還元率は低くなっていますね。

その分コストパフォーマンスが高いので、逆に言えばポイントに気を使わないでもお得なカードであるとも言えます。

「ザ・クラス」においてポイントはあくまでオマケで、実利を取りにいくスタイルの様です。

こうやって見ると別に「クラブ33」が無くても、まだまだメリットが盛りだくさんのカードであると言えます。

2.センチュリオンを諦めた時のメインカードに

私の個人的な話をしましょう。

私は今、メインカードはアメックスのプラチナ・カードを使っています。

年会費のことを考えるといつも気が重いレベルの属性ですが、いつかアメックスと共にセレブの仲間入りを果たせないかと、日々奮闘しております。

アメプラと「ザ・クラス」とを比べた場合、ぶっちゃけ日本国内で必要な特典は年会費が圧倒的に安い「ザ・クラス」の方にも、これでもかと詰め込まれています。

アメプラにしかない特典と言えば、ヒルトン、マリオット、シャングリ・ラなどで上級会員資格がもらえるホテルメンバーシップですが、これはSPGアメックスを一枚持ってしまえば代用が効きます。

海外のヒルトンやマリオットは探せば安いホテルが見つかりますが、国内のホテルは高すぎますからね。

だったらSPGアメックスで年1回無料宿泊券を使った方がコスパが良いです。

このように、アメックスは「これから金持ちになって使いこなしてやる!」と気合いに満ちている時なら、保有するモチベーションを保っていられます。

それこそ「目指すはセンチュリオン!」と言った所です。

ただ、センチュリオンは「年間決済額が最低でも2,000万円」という話もあるほど、取得難易度がべらぼうに高いカードです。

どこかのタイミングで「センチュリオンは諦めよう」となった場合、アメプラの年会費が割に合わなくなってきます。

こういう時に、コストパフォーマンスを重視して1枚だけカードを持つなら「ザ・クラス」がメインカードになり得るんですね。

その時のために今からザ・クラスを持っておくのも悪くはないと思います。

私の感覚なら、カードで年間500万円使えるだけでも充分豊かですから。笑

3.まとめ

私は「JCB ザ・クラス」の取得を目指すことを続けるつもりです。

どうしてもクラブ33に入りたいなら、別の方法を探せばいいだけですしね。

「JCB ザ・クラス」は、まだまだコストパフォーマンスに優れているカードに変わりありません。

たとえ年会費は安くても、その希少性は相変わらずですから。突撃も廃止しましたしね。

と、こんか記事を書いている私は今だに「JCB ゴールドカード」ですらない一般カードですがね…笑

切替申請の返事が来ない…

コツコツ頑張りたいと思います∩(`・ω・´)∩