【週刊ぽるねむ #3】アメプラをメインカードに据えた場合の究極のサブカード1枚を考察

クレジットカード 週刊ぽるねむ

前回の週刊ぽるねむで、ANAダイナースプレミアムの良さを懇々と書き綴ってみました。
……が!その次の日にポイント還元率が変更になりました。何という引き(泣)

ANAダイナースプレミアムの還元率の変更は以下
①一般加盟店での還元率が1.5%に改悪。(変更前は2%)
②ANAグループでの還元率が2.5%に改善。(変更前は2%)

ただ、この還元率の変更はANAカードの場合の話です。
プロパーの「ダイナースプレミアム」は一般加盟店での還元率は2%のままなんですね。

うーん、やっぱりダイナースを持つならプロパーカードかな。

さて、今週のテーマは「アメックス・プラチナのサブカードに相応しい1枚」を考察してみたいと思います。

私のメインカードはアメックス・プラチナなんですが、彼だけで充分と言えば充分です。

ただ、もうひと声欲しいんですよね。

例えば現時点だとこういった悩みがあります。

①大丸東京や銀座プレミアムラウンジのような、街中のラウンジに入りたい。
②航空会社の上級会員資格が欲しい。
③なんだかんだ安心のVISAブランドが欲しい。

今週は、これらの悩みを解決してくれる1枚があるかどうか考察してみたいと思います。

1.ANAダイナース・プレミアムカード

先週も紹介した、ANAダイナース・プレミアムカード。
彼は街中のラウンジも入れるし、SFCになればANAに限らずスターアライアンスの上級会員資格もゲットできます。

ただ、彼がアメプラのサブカードになれるかと言えばそうはいきません。
だって、彼はメインカードとして使ってこそ力を発揮する人だからです。
一般加盟店での還元率は下がったとは言え1.5%という高水準。アメプラが提供する高級カードとしての特典の、そのほとんどもカバーしています。

もう少し早く彼のことを知っていれば、彼が私のメインカードになっていたかもしれません。
しかし私はアメックスと主従関係を結びました。二君に仕えることは時代が許しません。
まるで劉表に仕える蒯越のような心境です。

そしてもう一つは国際ブランド問題。ダイナースが使えてアメックスが使えないという状況に遭遇したことがありません。結局VISAかマスターカード、百歩譲ってJCBを持つことになります。

よってANAダイナース・プレミアムはアメプラのパートナーになり得ませんでした。

2.ANA VISAプラチナ・プレミアムカード

ANAダイナース・プレミアムカードの一般加盟店での還元率が⒈5%に下がったことによって、還元率の高さで再注目されたANA VISAプラチナ・プレミアムカード。

彼の基本マイル付与率は⒈5%でANAダイナースプレミアムと同水準ですが、なんとリボ払い手数料が1円でも発生すれば、一般加盟店での還元率は⒈8%になります。
更にソラチカカードとの併用だと最大⒈905%の還元率。
まさに圧倒的。

彼はANAのプレミアムカードなので上級会員資格の一部は受けられますし、もちろんSFCにしてしまえばスターアライアンス全般でも特典が受けられます。

ダメ押しに国際ブランドはどこでも使えるVISA。これは文句なしの一枚です。

ところがですね。彼では街中のラウンジに入れないんですよ。
プロパーの三井住友VISAプラチナは大丸東京のラウンジに入れるんですが、彼は入れないんです。やはりプロパーは別格なんですね。

そして、そもそもこの記事はアメプラをメインカードに据えた場合のサブカードの考察なので、還元率に拘っても仕方がありません。
どちらかと言うと彼もまた、メインカードの器に相応しい1枚だったわけです。

もう少し早く彼のことを知っていれば、彼が私のメインカードになっていたかもしれません。
しかし私はアメックスと主従関係を結びました。二君に仕えることは時代が許しません。
まるで劉繇に仕える太史慈のような心境です。

⒊街中ラウンジとANA SFCの両方を1枚で解決できるのはANAダイナース・プレミアムだけ

結局、街中のラウンジと航空会社の上級会員の両方を1枚で解決できるのは、ANAダイナース・プレミアムだけということがわかりました。

JALのJGC対応カードには街中のラウンジに入れるカードがありません。デルタのゴールドメダリオンも然りです。デルタに限っては、デルタアメックス・ゴールドの発行で初年度は無条件で上級会員になれますが、次年度からはその維持に毎年150万円の決済が条件になってきてしまいます。

渋谷ちかみちラウンジはフリードリンクがないだけにとどまらず、飲食物の持ち込みも禁止されていますからね。
やっぱり銀座ラウンジか大丸ラウンジに入りたい。

そうなると、航空会社の上級会員と街中のラウンジを両立できるカードはANAダイナースプレミアムだけになります。

やっぱりメインカードはANAダイナース・プレミアムカードが相応しいんでしょうね。

ANAダイナース・プレミアムがメインカードだったら、あとはSuicaチャージがポイント付与の対象になるVISAカードを1枚持っていれば済みます。viewカードやルミネカード辺りが欲しくなってきますね。

しかし何度も同じことを書いて恐縮ですが、私はアメックスに忠誠を誓っています。そして、いつかはセンチュリオンにという淡く甘い期待を抱いています。
ダイナースをメインカードにする訳にはいかないのです。

結局、私の欲望を2枚のカードで満たすには限界がありました。

まとめ

ただですね。そもそも私はクレカが趣味なので、2枚しか持たないなんてあり得ないわけです。
むしろ2枚で満たされなくて好都合。色んなカードを持ってみたいのです。今回の記事のようになれば、複数のカードを持つ大義名分になりますからね。

今のところ私には
①アメプラ(メインカード)
②デルタアメックス・ゴールド(航空会社の上級会員)
③三井住友VISA・ゴールド
があるので、三井住友VISAさえプラチナに昇格できれば大丸東京のラウンジが使えるようになります。

ところが、その前にゴールドメダリオン資格が消えてしまう可能性が高い。
なぜなら、来年もデルタのゴールドメダリオンを維持しようとなると、今年から年間150万円の決済が必要になりました。全てをデルタアメックスに集中すれば余裕なんですが、まだまだ育てたいカードがいっぱいありますからね。頭が痛いです。

というわけで、今週のテーマは「アメプラをメインカードにした場合、サブカード1枚で全ての欲求を埋めるのは無理」というお話でした。